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[ Geometry ] 3.6.9について:其の一

1.2.4.8.7.5.10.11.13.17.16.14…

 あ〜〜〜〜、もう面倒くさい!これ後何回繰り返さなきゃいけないのかしら?でも画像作らないと伝わらないしな〜。でも超絶めんどいのよね〜。ちょっと猫のお腹に顔を埋めてモフモフしてから、、、って、あら、いらっしゃい。勉強熱心ね〜。わたくし頭がスパークしちゃって、猫のお腹でモフモフして現実逃避するところ。モフモフタイムが終わったら行くので先にわたくしの空間へ行ってて〜

3.6.9

 モフモフ充電完了!うちの子めっちゃ毛が長くて顔中毛だらけだけど、今日はこのまま進めるわね〜。
 さて、近年、ネットの発展と共に情報の氾濫は酷くなる一方で、象徴や象徴数の「過程」を知らぬ者が「結果」だけを抜き出し語っているのをよく目にします。その最たるものが本件のテーマ「3.6.9」です。
 「3.6.9が特別である」と語る者の中に、幾人がまともに過程を説明できるでしょうか?なぜ「3.6.9」が特別であるか、過程を踏まえ語れるものがどれほどおりますでしょうか?
 よくあるのが「369は三六九であり弥勒だから特別だ」ってのですが、ただの語呂合わせであり全然関係ありません。そもそも弥勒の出所を辿れば分かりそうなものですけど、「弥勒という神仏の名が答え」と思い込んでおりますので、それ以上を求める事ができません。これは前の記事でお伝えした「概念の刷り込み」と同じ仕組みであり、概念を固定されると”それ”以外を考えられないためそうなります。
 故に、本件ではきっちり過程から結果までを綴って行こうと思います。では、3.6.9という数の不思議について始めましょ〜
 

そもそもね、

 象徴に一義的な意味を与えることは不可能ですし、象徴の前提を知らなければ明確な意味を抜き出すことも不可能です。まずはこの二点についてご説明申し上げます。

 例えば、369という数は、いくつかの決められた数列にフィルターをかけることにより見える神秘的な数であり、「369=なになに」と一義的な意味を与えることは不可能です。
 同様に、象徴数や象徴画に「これはこうである」と一義的な意味を与えることも不可能です。ではどうやって意味を見出すのか?

 前提です。何を表しているかの前提を知らねばなりません。象徴に用いられたり関連付けられる神話・伝説が本来何を表しているのか?

 現代風に言ったなら「宇宙の仕組み」です。象徴に用いられたり関連付けられたりする神話・伝説を見る際の前提とは「宇宙の仕組み」であり、これ即ち「生命原理」。
 では、神話や伝説からどうやって生命原理を読み取るのか?

 ですから、神話や伝説から「数」を読み取れば良いのです。また「数」と等しい「幾何学図形」も同様です。思い出してください、ピタゴラスは言いました。全ては数であると。

 369のフィルターのお話に移る前に、ついでですからもう少し象徴についてご説明申し上げます。きっと皆様が「象徴」と聞いて連想するのは、エコノミストの表紙のような「象徴画」の象徴だと思います。その絵が何を示しているのか?と。
 前述のお話をおさらいしながら申し上げると、「生命原理」を物語に落とし込んだものが「神話や伝説」であり、寓話的に飾られた神々の個性は「原理や天体の個性」を表したもの。この表現方法は民族・文化により様々で、時代を重ねるにつれ意味は増えに増え、時には真逆の意味に変わっていることさえもあります。ここでも重要になるのは前提です。例をあげてご説明します。

 炎を纏う鳥不死鳥。大抵、不死鳥=フェニックスと概念が固定されていると思いますが、その呼び名は"ある民族の不死鳥の呼び名"です。不死鳥は場所や時代によりメタモルフォーゼを繰り返しておりますので、前提を知らなければ本来の意味も、なぜ特定の民族の呼び名でこの象徴を呼ぶのかも分かりません。

 最も意味を抜き出しやすい不死鳥はエジプトのベンヌです。冥府の神オシリスの使いとして知られる鳥であり、現世でのオシリスの魂とも言われます。これが前提。
 オシリスは”男根を失った死神”ですので、土星の象徴です。土星の属性には「死・時間・繰り返し」があります。ですからベンヌもオシリスの属性を引き継ぎ、自らの灰の中から復活するという寓話で「死・再生・周期」を表します。また、これが最も重要な意味であり前提を加味した意味となります。
 ここから大元の数や幾何学図形を抜き出すなら「0・円・π」です。すなわち、不死鳥が示す象徴的の解釈は「死・再生・周期」であり、数学的解釈は「0・円・π」となります。
 この鳥の神がフェニキアへ移りますと「Phoenix / ポイニクス」と呼ばれ火をまといます。時代を重ねると鷲になったりペリカンになったりもします。中世には「死・再生・周期」の象徴からキリストの復活の象徴にもなりました。さて、不思議に思いません?ピラミッドの象徴に代表されるエジプト由来の象徴が数多く見受けられますが、なぜ不死鳥だけベンヌではなくフェニキア由来のフェニックスが広められているのでしょうか? 
………これ書くと長くなってしまうのでまたの機会に!

 このように、象徴は歴史・文化・民族・時代・宗教と密接に関係しています。多岐に分岐した枝葉の象徴をあれこれ言っていても意味を成しません。象徴の大元の意味は「生命原理」です。これは数や幾何学。それらを明確に分類するために与えられたものが「属性」。これは象徴的な寓話。
 歴史上、本当に古くからあるものからは前者の「生命原理」が読み取れますし、またそれが本来の姿です。現代、よく目にする象徴は後者の「属性」であり、解読の前提は文化・民族・時代・宗教により様々。故に、よく分からぬ者は適当な神話を引っ張り出してきてこじつけ、見当違いな解釈を語ります。冒頭に説明したような、「369」を神仏の名である「弥勒」と連想してしまう無意味な解釈に終始するということ。
 よろしいですか。これは宗教や神話などの「神聖」とされるもの全てに言えることですが、神仏が神聖なのではなく「神仏が示すモノ」が神聖です。その名や、姿形が神聖なのではなく、示すモノが神聖なのです。
 付言としまして、現代で使用されている象徴を読み解く前提を一つお伝えするなら、「エジプト神話」「ギリシア・ローマ神話」「エッダ」です。これは内緒よ〜

3.6.9を読み解くための前提

 さて本題です。まずは3.6.9を読み解くための前提についてお話しします。

 まず、3.6.9が最も適切に現れるのは「1から9」までの数列です。「1から10」ではなく「1から12」でもなく「1から9」までの数列。この前提があって初めて機能します。どういう事かと申しますと、例えば時間。
 時間は「1から12」の数でないと機能しません。太陽暦も同じく「1から12」の数でないと機能しません。黄道十二宮も「1から12」の数でないと機能しません。
 例えばピタゴラス学派の象徴数の意味。これは「1から10」でないと機能しません。ピタゴラスは「1から10」の数にこの世の全てを結びつけまとめたからです。また、カバリストの象徴数の意味は「1から33」でないと機能しません。カバリストは「10+22+1=33」のセフィロトの樹にこの世の全てを結びつけたからです。
 このように、どんな数列で機能するのかの前提が大切です。「1から10」までの意味を「1から33」に持ち込んでも正確な意味は読み取れませんし、その逆もまた然りです。
 同様に、ゲマトリアも前提を知らなければ全く意味をなしません。大元はヘブライ語の聖書ですが、その後に幾たびも書き直され改訂され、その都度ゲマトリアの鍵も新たに複数生成されるため、どれがどの組み合わせか正確には分かりません。これがわたくしがゲマトリアをあまり使用しない理由です。これほど長い年月をかけ改造に改造を重ねられてしまったのですから、本来の意味を探ることも読み取ることも不可能に近いと考えています。


3.6.9を読み解くためのフィルター

 象徴的な数を読み解く際に必ず必要になるのがフィルターです。桁が増えれば増えるほど本来の意味は埋もれ見えなくなります。いつも申し上げておりますが、数の本質は一桁にあります。ですから二桁以上の数はカバラ式計算方法というフィルターをかけ一桁にし、数の本質を見やすくします。
 カバラ式というのは、二桁以上の数は一桁になるまで足し、ゼロは省くというもの。では上記を踏まえ3.6.9が示すものを見てゆきましょう。

ロディンフラクタル

 結論から申し上げますと、3.6.9 が示すものとは、「9=最も古き者」「3.6=最も古き父母」です。これらの詳細については拙書『As above So below  ---Modern Myth---』をご覧下さいまし。
 残りの 1.2.4.8.7.5 が示すものは物質です。これはある数列にフィルターをかけることで理解できます。ある数列とは細胞分裂の数列です。

1.2.4.8.16.32.64.128.256.512.1024.2048.4096.....

この数列にフィルターをかけ一桁にすると繰り返しが現れます。

1.2.4.8.7.5.1.2.4.8.7.5.1.......

 3.6.9 を除いた数が適切な順で並んだ繰り返しが現れます。この物質を表す数列の通りにロディンフラクタルの数を辿ると無限(∞)の繰り返しが現れ循環が生まれます。

 ではもう少し展開してみましょう。ロディンフラクタルは同心円上に繰り返し展開することが可能です。

 10以上の二桁の数も同様にグルグルと同心円上に繰り返し配置します。10進法に慣れていますと少々の違和感が生じると思いますが、上の画像の二桁の数にフィルターをかけ一桁にしてみてください。結局のところ、同じ列の一番内側の一桁の数に帰結します。では同心円上に展開し立体的に見える美しきロディンフラクタルをご覧下さい。

 視認できない「最も古き者」「最も古き父母」の三位一体。これは物質を形作る根本の力、いわゆる「物理法則」です。数学的解釈をするなら「πとΦ」であり、図形なら「三角形」。象徴画などで見られる中空に描かれた三角形は大抵この意味です。
 三位一体(3.6.9)の原理を元に様々な元素(1.2.4.8.7.5)で形作られる生命は、「父母子」の三位一体で新たな生命を産み無限(∞)の連鎖を繋げて行きます。
 


つまりはね

 3.6.9は三位一体の根本原理を示す数であり、いくつかの特定の数列にフィルターをかけることで決まって現れる神秘的な数です。今回はロディンフラクタルを取り上げましたが、「掛け算の積」や「フィボナッチ数列」、「周波数」や「魔方陣」などの特定の数列にも特徴的な現れ方をします。その現れは、ロディンフラクタルの現れと同様に、この宇宙の絶対的な法則の存在をまざまざと伝えてくれます。

 全ては一なるところから発せられた無限の力。宇宙の始まりの点から放たれた力。我々に生来備わっている無限の知的好奇心は、この無限の理を解くために備わっているもの。限りない探求の道を歩き続けるために備わっているもの。時間と同様、決して無駄にしてはなりません。

我々はどこから来て、どこへ向かうのか?

その解は、ネオン輝く夜空ではなく、漆黒の星空にあり。
仄暗い無限を恐れる事なかれ。
目を凝らし見える星々の教えを逃す事なかれ。
そして、歩みを止める事なかれ。
初めは小さな光でも、いずれは光放つ源となる。
小さな蝶の羽音でも、いずれは竜巻になるのだから

「我々は一なるところから来て、一なるところへ向かうのです」


 本件はこれにて締めとさせて頂きます。あなた様の心にわたくしの無限が届きましたなら、引き続きお付き合いをよろしくお願いいたします。


↓続き[ Geometry ] 3.6.9について:其の二


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