梅雨時期と体調
タイトルには限定的に
「梅雨時期」
と記しましたが、季節の変わり目や気温差、標高差も関係しますので
お時間のある方はどうぞお付き合いください。
低気圧の影響で体調の変化を感じる方は少なくないかと思います。
・身体が重い
・古傷がうずく
・関節の不調
・消化不良
・イライラする
・眠い
などなど。
最近では
「気象病」
という呼び名がついているようで
自律神経のアンバランスが上記の症状を引き起こす、とあります。
その自律神経には交感神経と副交感神経があります。
でも、人によって症状が違うなぁと思いませんか?
その辺をちょっと掘り下げます。
●イライラ、古傷のうずき、スポーツを習慣的にする、せっかち、強迫観念、自己主張、辛い物をよく食べる
などは交感神経の反応または優位にします。
●交換神経は…
血圧を上げる、毛細血管を収縮させて身体の中心部に血液を集める、血糖値を上げる、エネルギー消費を高める、心拍数を上げるなどの働きをする神経です。
◯リラックス、ダラダラ、ゆっくり、わがままだけど自己主張はうまくできない、甘い物が好き、運動不足
などは副交感神経の反応または優位にします。
◯副交感神経は…
血圧を下げる、毛細血管の拡張、消化活動を促す、心拍数を下げるなどの働きをする神経です。
単純に考えると
「普段どちらの神経に強く傾いているか」
で梅雨時期などの体調の変化の傾向は検討がおおよそつきそうです。
●交感神経が優位だと…
イライラしたり、古傷がうずいたり、消化不良
などが起こりやすいかもしれません。
◯副交感神経が優位だと…
だるい、身体が重い、眠い
などが起こりやすいかもしれません。
が!
人の身体ってししおどしのように
許容量がオーバーすると反対の方向に向くんですよね。
「陽極まりて陰となる、陰極まりて陽となる」
ですね。
せっかちなのに、運動をかなりしているのに(交感神経)
眠い、だるいの症状(副交感神経)が出ている方は交感神経の働きを抑えようと身体が頑張っているかもしれません。
スポーツ選手の場合、
交感神経が優位になる場面が多いので
自らリラックスをする時間を設けることが大切かと思います。
好きな音楽を聴いたり、ゆっくり呼吸をしたり。
試合、練習の時はライオンのように
それ以外の時はゆっくりペースで話したり、歩いたり。
梅雨や遠征場所によって
スイッチのオンオフをしてみてくださいね。
新たなあなたのために!
最後までお読みくださり
ありがとうございます!!
SPORTSマガジンライター
● 伊藤 直哉
『GROW Total Conditioning』代表
鍼灸マッサージ師×日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー×JARTA認定スポーツトレーナー
https://pomu.me/it.naoya/
○ 相良 郁実
『Lograr』運営
柔道整復師×JARTA認定スポーツトレーナー
http://sgrtr.com
★ 村田 亜希子
健康運動指導士×JARTA認定スポーツトレーナー×アロマセラピスト×ときどきスピリチュアル
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