さよなら2022年
2022年が終わる。
私は日記を綴るのが趣味だったが、体調が思うようにいかず、今年は日記を書くことがほとんど出来なかった。真っ白な日記帳を見て、何にもしてないような気分にもなってくる。けど何とか思い出す。
今年は病気に苦しんだ1年だったように感じる。最初の半年は過食が止まらず急激に体重が増え続け、辛かった。そこからは運動強迫。毎日毎日ウォーキング、筋トレ、リングフィット。仕事後に3時間以上は運動していて、夫には迷惑をかけてしまった。途中からは、できるだけ健康的に体重を落とそうと四苦八苦した。怖くてサプリを飲まないと何も食べれない時期も続いたが、だいぶ落ち着いていた。ただ、ここ最近、また拒食の波を感じる。食べている自分がものすごく醜く感じて、泣きながら食べたりしている。来年も摂食障害と折り合いをつけながら生きていくんだと思う。
あとは、家族にしか話していないが10月に手術をした。術後の経過は良好だが、生まれて初めてのガチ手術は間違いなく人生で一番痛かった。痛みは比較できるものではないが、あの手術であれだけ痛かったら、「鼻からスイカを生み出す」と言われている出産はどれほど痛いのだろうか。出産を経験した全ての女性に敬礼。夫も若いころに大病を患い手術をしているので、さぞ痛かったろうなあと思うなどした。
ちなみに、私は精神科以外に入院するのは初めてだった。スマホや本、お菓子が持ち込みできるなんてと信じられない気持ちだった。山盛りのお菓子は、痛みで食べることができなかったが。
病気をしながらだが、今年は旅行もした。特に夏の北海道旅行はとても良かった。天気も守られて、青い空に広い大地を堪能した。帰省先でも良くしていただき、家に帰ってきたときに北海道ロスになった。大切な人には、会えるうちに会いたいと思う。
就職してからほとんど行く機会がなかったライブにも行った。5月、6月、そして10月。初めてHIPHOPのライブに行ったが、テンションぶち上げで楽しめた。大学時代に行っていたライブハウスはどこもドリンクが紙コップだったが、今回行ったライブハウスはペットボトルでありがたかった。
夫との生活も良好だ。私は夫がいないとだめになってしまうだろうなと常々感じている。仕事で嫌なことがあった時も、いつも最後まで目を見て話を聞いてくれる。喧嘩をすることも多いが、2年半一緒に過ごすうちにお互い仲直りの仕方を不器用ながら覚えてきた。数日引きずるような大喧嘩は、今年はしなかったように思う。毎日が凪だ。穏やかで、平凡な毎日。こんな日々を積み上げて暮らしていけたら幸せなのかもしれない。刺激的なことがなくても、家に帰った時に夫がいつもの顔で「おかえり」と言ってくれたらそれだけでいい。
2023年の目標は、引き続き「死なないこと」「精神科に入院しないこと」。具体的には、自己肯定感を少しでも高めていきたい。寝る前に、1日1回自分を褒めたい。褒められない日は誰かに褒めてもらおう。
あとは、何か勉強をしたいな。学びなおしでもいいし、何か資格を取ってもいいし。春先には仕事が少し暇になるだろうから、何かやることを見つけないと。
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