投資指標(PER,PBR等)の覚え方
はじめに(前置き)
FP2級試験対策】は私が試験勉強をしている中で、出題頻度は高いけどなかなか覚えられずに苦戦したところをピックアップして、私なりに工夫した点(整理の仕方、覚え方、ポイント等)をご紹介しています。
なので「これさえ覚えたら完璧!」なんてことはありません。
かなり絞り込んで書いている関係上、敢えてここでは省略したところもありますから、他にも覚えておいた方がいいところはたくさんあります。
出題範囲がとても広く、とにかく覚える量がめちゃくちゃ多いうえに、似たり寄ったりなことばかりで、頭の中が大パニック!という状態になりやすいので「試験勉強に少しでもお役に立てたら・・」という思いで書いています。
なので、参考程度にお使い頂ければ・・♪
PER(倍)、PBR(倍)
投資指数は、分けて考えたほうが覚えやすいかと思いますので
まずはPER(倍)とPBR(倍)から!
先に書いておきますが・・
PER=1株あたりの純利益、PBR=1株あたりの純資産、という意味ではありません!!
あくまで覚え方の1つとしてこういう表記をしています。
PERもPBRも何倍か?ですので、お間違いのないように・・。
PERとPBRは「どっちがどっちだっけ?」となりやすいですね。
「1株当たり」で書かれていたら、手間が省けてラッキー♪とも思ってしまいますが、意外と「1株当たり」を求めてから、さらに・・と続いていくパターンが多いです。ええ・・残念ですが・・。
「1株当たり」の計算は、どちらも「発行済株式数」で割る!です。
なので「何を」発行済株式数で割るのか?をしっかりと覚えておきましょう。
ちなみに私は、「純利益」のほうは値引き後の利益で割るので、”同じ利益同士”という感じで覚えて、「純資産」は貸借対照表に記載する項目(資産・負債・資本)が頭に入っていたので、”純資産と(自己)資本はセット”という感じで覚えました。
相変わらず覚え方は、ハチャメチャですが・・(苦笑)
上記のことが頭に入ったら、もうこの辺りはさらさらと覚えられるかと思います。
今度は、株価を何で割るか!がポイントになるのですが、Eが純利益、Bが純資産ということがわかっていれば問題ありませんね。
ひっかけ問題もけっこう多いですので、惑わされないようにしっかりと覚えておきましょう!!
ROE(%)
PERとPBRとROEの、この3つが似たり寄ったりでややこしい!と感じる人が多いかと思うのですが、PERとPBRが頭に入っていれば、ROEはそんなにややこしくは感じないかと。
1株あたりの純利益も、1株あたりの純資産も、さっき出てきましたね。
%を求める計算なので、×100さえ忘れなければ・・ぐらいでしょうか。
さっき上記で注意書きを入れたのですが・・私はこれ↑を使ってROEを覚えました。
あまりいい覚え方とは言えないのですが・・
RがbokaのBに似てるなぁ・・というところから
”EをR(B)で割る”という感じで。
この「EをR(B)で」の「を」をOとすれば・・EOR(B)となるのですが、これを逆から書くとROEになるんです。
なので、私はROEはそのスペルの逆で計算すればいいんだ~♪という感じで覚えました。
というか、まぁイメージで結びつけて覚えた!という感じなのですが(;^_^A
これはきっと・・普通に覚えたほうが早いかと思います。。
配当性向(%)、配当利回り(%)
どちらにも「配当」とつくことから、式にも配当金が出てくるのですが「配当金を何で割るか?」がちょっとややこしく感じますね。
利回りの「利」に惑わされてそうになりますが「利がつくほうが株価」「利のつかないほう(性向)が利益」と覚えました。
PER(倍)、PBR(倍)、ROE(%)、配当性向(%)、配当利回り(%)は、覚えているつもりでも問題を目の前にすると、こんがらがってしまいやすいですので、整理して覚えておくといいかと思います。
※この内容は私が受検した2020年9月試験に合わせて勉強したものを基にして作成しています。今後改正により変更点があるかと思いますので、必ずご自身で最新の情報等をご確認ください。