3分でわかる!成功事例からみる【4P分析】
目次
1.4P分析の前に
2. 4P分析とは
3.成功例から紐解く4P分析
4.まとめ
1.4P分析の前に
マーケティング=商品を売る仕組み を作ることであり様々な視点から物事を捉えていき戦略建てしていくのでたくさんのフレームワークがありその中の一つが4P分析である。
大まかな流れとして
市場調査(リサーチ) → 顧客(ターゲット)設定 → 4P分析
となっているので、前提条件として誰に向けてというのが決まったうえで考えていく。
2. 4P分析とは
企業が商品やサービスを販売する際に、ターゲットに対して何を(produce)いくらで(price)どこで(price)どのように(promotion)売
っていくか戦略立てするためのもの。
製品(Product):商品を通じて顧客のニーズをどう満たす?
商品を使うメリットは?
どのような課題を解決させるものか、市場においての位置づけが決ま ってくる
⇓ ターゲットと商品がどの価格帯なら必要と感じるか
価格(Price):購入してくれる価格か
利益とみあった価格か
どれだけ
⇓ 価格によって、どこで販売するのかいいのかがみえる
流通(Place):自社店舗、コンビニ、百貨店、オンライン
価格を考慮したうえでどこで売るか。
販売場所によって商品のイメージが大きく変わってくる。
⇓ どれだけいいモノ、場所、価格でも認知させる必要性
販売促進(Promotion):SNS、TV、メール、イベントの実施
いい商品であっても知ってもらって→購入に至ることが最重要項目。
3. 成功例から見る4P分析
ヘルシア緑茶
参照:花王㈱ヘルシアhttps://www.kao.co.jp/healthya/product/tokuho/ryokutya/
ヘルシア=脂肪燃焼効果のあるお茶 というイメージだろう。
この商品は花王株式会社が緑茶飲料市場への新規参入を成功させた例。今回はこれを4P分析で紐解いていく
製品(Primotion):・お茶に含まれるカテキンに脂肪燃焼効果
・特定保健用食品(トクホ)認定
価格(Price) :・他社より割高
・プレミア感で効きそうという期待感
流通(Place) :・コンビニ限定でビジネスマンが買いやすい
販売促進(Promotion):・テレビCM
・コンビニ内で大きく場所を取り販売
花王にとって新規参入の飲料市場にも関わらず、2003年5月にヘル シア緑茶を発売後、2004年までの10ヵ月ほどのあいだに、ヘルシア緑茶は約 200億円の売上高を達成!
ここからわかることは、誰にでもうける商品というよりかは
特定の あなたに届ける商品 となっている。
4.まとめ
1つの視点から見るだけでは、無意味だが様々な視点を複合していくこと で一貫性が生まれ特定の層に必要とされるものを生み出すことが出来る。
モノが溢れる時代だからこそ戦略的に「ヒットをつくる」!
いくらいいものを作っても認知され購入に至らなければ意味がない。そこ がマーケティングの役割だ。
そしてマーケティング思考を身に付けていくために、目についたものを4P の視点で見てみるとそこからターゲットやコンセプトなどが導き出せたり もするので、ぜひ実践してみてほしい。
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