何かを回避した先にある捻じれた世界「熟女、おねショタ、ロリコン」
以前書いたこの記事の中で、M男のイラストを好んで集めている人々について書いたのですが、
その中にはもちろん「大柄の太め体型の女好き」という人種が含まれています。
私がリアルで知り合った20代男子の中にも「太めの熟女好き」という人はいて
それは「ロリから熟女まで何でもおいしくいただく」という雑食だけでなく
「若い女なんてだめだ!熟女じゃなくちゃ」なんていうガチの人がたまにいるわけです。
私自身がべつにおじさん好きでも何でもないので親近感もないし
「ああ熟女好きか。あの人たち何なんだろ。きっとマザコンで甘えたい願望がすごいんだろうね」くらいのイメージしかないのですが
こんな記事を見つけました。
よく見たらだいぶ前の記事だったのですが。
清田氏は女性を性的幻想から切り離した一人の人間として、対等で深い対話のできる方で、こういったことは精神的に自立した大人でないとできません。
たぶん頭も優秀で柔軟で、尊敬に値する男性なのでしょう。
少なくともただ甘えたい癒されたいだけの人ではないと思います。
そんな人が言うんだから(という前提部分が大きいのですが)
自身が「豊満熟女好き」である理由を、女性が大柄であることにより
性欲につきまとう加害性とジレンマから解放される(?)という観点から
解説していて興味深かったです。
男の人は性的な嗜好については饒舌に語るものの、それがどのように形づくられていて、奥底にどんな欲望や願望が存在しているのか、そこまで掘り下げて語り合うことはあまりしないように感じます。「男の性欲」だって人それぞれのはず。そんな話を、男性ともお茶をしながらフランクに語り合えたら楽しそうだなって思っています。
これは私も常々願うことです!
たとえ議論好きのオタクでも、女同士であっても「好きなものは好きでいいじゃない。掘り下げるのは野暮」とピシャっと扉を閉めてしまうような人たちもいるのは知ってるけど、私は好きですもんそういう話。
ところで、熟女とは真逆の話になるのですが、「何かを回避した結果である」ということでは少し共通性がある記事で、こんなのがあって
タイトルに笑ってしまったのですが、
フェチやロリコンの理由を構造的に簡潔に語った記事で、かなり納得のいくものでした。
幼女の魅力なんていくら語られたところで、そんなものは表層的な言葉に過ぎない
けっきょくは後付けの理屈に過ぎない、というのはいつも感じていることなので。
強い性欲は向けられる対象に恵まれないと、男性にも向けられ、時には人間以外の生き物をも標的にし得ます。壺にだって、曲線と穴に欲情できます。
女性にはここまでの強い欲望がないので、女性のショタ好きには当てはまらないのか?よくわかりませんが
動物や建造物など女性が人ではないものに恋をするとか、エッフェル塔と結婚した(だったかな?)という話をたまに目にするのは
性欲そのものをぶつけるのではなく「恋する」とか「結婚する」という形ではあっても構造的には似たものがあるのかな??
女性が書いた欲望についての記事があればまた紹介していきたいです。
イラストbyありしゅ
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