トランクホテルがシアトル発のエースホテルのほぼパクリだと聞いて、パクるってやっぱり大切、というか基本なんだと思いました。
大学時代の仲間たちと食事をしていた時のことです。以下、部活同期のI君との会話。
「どこで仕事してんの?」
「まぁ、一人だから基本はどこでもいいんだけど、オフィス行ったり、ノマド的な。最近は、トランクホテルに行ったりしてる。」
「トランクホテルってどうなの?あれ?エースホテルの完パクリじゃん!?」
「エースホテル?なにそれ?」
「えっ、ニューヨークにあるホテル」
「まじ!?全然知らない、でも、パクリでも全然いいや。居心地いいから」
どうやら、すごく居心地がいいなと思っていた、トランクホテルはニューヨークにあるエースホテルのほぼ完全パクリのようです。
僕はその事実を知りませんでした。
でも、それが完全パクリであろうとなかろうと僕にとってはトランクホテルはトランクホテルで、居心地の良い空間であることに変わりません。
仮にこれが有名で(僕が知らないだけで)、多くの人が「あれってエースホテルのパクリじゃん!?」と言っていたとしても、トランクホテルの経営者(親会社はテイクアンドギブニーズ)のすごいところは、
ニューヨークにあるエースホテルを東京に作ったらきっと良い。ウケる!
と考え、それを実践したことだと思います。
ニューヨーカーにとっては当たり前であることが、東京人の僕にとっては当たり前ではない
あなたの日常が私の非日常
あなたの非日常が私にとっては日常
こういったギャップにこそ、ビジネスがある
ということを改めて考えさせられました。
ビジネスの基本は、パクることと言っている経営者は数多くいますよね。例えば、ニトリの似鳥社長、元トリンプ吉越社長など。吉越社長のモットーは「TTP(徹底的にパクる)」だそうです。
確かに、同業者のライバルが既にやっていることをパクってもそこに新たな価値はない。
しかし、別領域で行われていることで、自分の領域で行われていないことがあれば、それを持ち込むだけで成果が出る可能性は高まる。
あるいは、今回のトランクホテルのように海外では当たり前のことを自国に持ち込み、事業化するということも立派な成果の出る可能性の高いビジネスのなんだと改めて考えさせられました。(てか、商社ビジネスの原点もここにあるんですかね!?)
I君、貴重な情報有難うございました!
(過去にパクることに関して書いた記事はこちら)
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中田雅之