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ここが変!日本の武道、武術。シーズン4、⑥

 更には、西暦2000年に、なってから間もない頃、古武術研究家を名乗る者が、ナンバ歩きなど、その他、各種運動理論を展開し、話題になったが、ウィキペディアを見れば分かる通り、否定的見解が、この令和の時代では浸透している。

そもそも、この研究家は、柔道について、「よつん這いの姿勢からはひっくり返すのは難しいと言われてます」と言って、自身の技で、放り投げて、ひっくり返したが、柔道で、よつん這いなら、ひっくり返す方法は、複数存在し、また、放り投げてしまったら、投げ技とは寝姿勢からでは、認められないし、距離が出来るので、相手がまたうつ伏せになるので、意味が無い。

また、この研究家は、剣術について、「両手の間隔を無くして持つのが昔のやり方だった」と言ったが、その根拠は、天狗の漫画のような絵がそう描かれていただけであり、実際の古流剣術は、流派によって違うものである。

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