⑥サイレント期間最終章~再会~
ついにサイレント期間最終章!再会編でございます☆
①~⑤の続きになってますので、そちらをまだご覧になっていない方は、先に①~⑤を見ていただけると嬉しいです☆
では、さっそくお話していきます^^
彼とお別れをしてから2日間くらいは、本当に何をしていても涙が溢れてしまい、特に家族連れや、小さい子供を見ると胸が張り裂けそうな思いに襲われ、無意識に涙が出てしまうという状況でした。
私の中で一番苦しかったのは、彼が私以外の女性と家庭を持っていること、私以外の女性との子供を授かり大切にしていること、でした。
私はそれを望んでも叶わないんだ。と思っていたので、とにかく彼と結婚して彼の子供を授かれている奥さんが羨ましくて憎かった。
彼に愛されて大切にされている子供が羨ましくて仕方なかった。
この気持ちは彼と付き合ってる時からありましたが、彼と離れたことで余計にその感情が強くなりました。
ですが、3日4日経つにつれて、不思議と彼の幸せと自分の幸せを願えるようになっていったのです。
実際、彼が今どんな状況でどんな生活を送っているのかなどを、彼を通じて知ることがなくなった事で、不思議と彼に対しての被害妄想をすることが減り、私自身も、私から去った人間に執着している暇はない。と思えるタイプだったので、自分の心を癒すことに徹底することができ、彼に愛されることを望む感覚が薄まっていったのです。
数日後に控えた自分の誕生日をどう過ごそうか、今まで幸せだと思えなかった27年間の誕生日を今年こそは塗り替えてやるぞ!!と決心し
私は、自分がどんな誕生日を過ごしたいのか、自然と自分の心に問いかけていました。
私はディズニーが大好きで、彼とも一度シーに遊びに行ったことがあり、舞浜にある美女と野獣の劇団四季も彼が連れて行ってくれた事があったんですが、その思い出を上書きして前に進むためにも、私は誕生日当日に劇団四季で美女と野獣を観て、その後贅沢にディズニーシーへインパするという計画を立てたのです。
自分を楽しませることってこんなに幸せなんだ!こんなにワクワクするんだ!久しぶりに自分の心が喜びに溢れているのを実感しました。
そして一週間が経とうとする頃、なんとなく不思議な予感が私の心に湧き出るようになったのです。
誕生日を2日後に控えたある日、ふっと彼がまた私のもとに戻ってくる。そんな予感がして、まるで彼が私に「迎えにいくよ」と言ってくれているような、私も彼に「早く迎えにおいで」と伝えているような、自分の意志で伝えてるとかではなく、私の中の魂?心の奥底にいる何かが、2人で会話をしているような、そんな感覚になったのです。
(今思うとこれがはじめてのエネルギー交流だったのかな?と思います)
そしてこの時の私は1週間しか経ってないと思えないくらい、前向きになり
自分を1番に考えることができ、彼はきっと戻ってくるけど、でも戻ってこなくても私はもう大丈夫。そう思えるようになっていました。
そして、ここから奇跡が起こり始めるのです。
誕生日を前日に控えた朝。
私は地震で目を覚ましました。
そして、なんとなくスマホを手にとり画面を見ると、lineの通知が。
そしてそこには「彼の名前」が表示されていたのです。
私は一瞬驚きましたが、「お、きたか」くらいの感覚ですごく冷静に彼からのlineを開きました。
そこには「アルパカ!おはよー!!」
と、付き合ってた頃と同じ朝のlineが入っていたのです。
私は一瞬躊躇いましたが、「おはよう!」といつも通りの返事を返しました。
「地震きたね(笑)」
1週間の空白がまるで幻だったような、そんな普通のやりとりに私は不思議な感覚になりつつも、ここで飛び込んだらまた自分が傷つく、もう彼の思い通りにはさせない!という意思もあったので、冷静を装いながら「そうだね」と返事を返しました。
そして、ここから再会へ続くやり取りが始まっていったのです。
(ここからはリアルなlineのやり取りを一部変更してお届けします☆「」が彼で『』が私です)
「この一週間、アルパカとの事、真剣に考えました。」
『ほう。何を考えたの?』
「まず、ゴールのない関係に対して不安になったり辛くなるアルパカに対しての俺の配慮が足りなかった。本当にごめん」
『ほんとそうだね』
「でも、俺は本当にアルパカが大切だったし、二人は愛し合ってた。俺の勘違いだったらごめんだけど・・・」
『へー、うちら愛し合ってたんだ』
「そうだよ!俺はずっと真剣に付き合ってる。今も変わらずに。だから今もすごくアルパカに会いたい。でも会えば傷つけてしまう可能性があるから傷つけたくない。でもやっぱり会いたいが上回る」
『なるほど。まぁ私もまだ好きって気持ちはあるし、会いたい気持ちもある。でも今のこの関係のまま会っても同じこと繰り返すだけだと思うし、私はやっぱり奥さんやお子さんに対して同情してしまう。自分が奥さんの立場だったら絶対にあなたの事許さないしね。あと、あなたがやってる事ってやっぱりクズだと思うから、そんな男を一途に愛し続ける自分も好きになれないの。だから、あなたに次会う時はあなたが離婚した時か、たまたま街で偶然会ってしまった時かなと思ってる!笑』
「わー、なんかすごい傷つく事送ってきた(笑)」
『あなたが本来一番傷つくべき立場だからね!?ケロッとしやがって』
「いやいや、全くケロッとなんてしてない。今も本当に辛いんだからな!偶然会わないかなってアルパカから別れ切り出された後ずっとアルパカいそうなとこ歩いたり、今もアルパカに会いたくてアルパカの職場の近くでお茶しちゃってるし」
『残念。会えなかったね(笑)』
「ひどい。まぁエステ予約したら会えるんだけどね(笑)」
『ばか』
「なんかlineしてるだけでも幸せだよね」
『てかさ、一個聞きたかったことあるんだよね。なんでそこまで思ってくれてたのに私に”大好き”とか”愛してる”って言ってくれなかったの?それは奥さんや家族にだけ言う言葉だって思ってたから?もしくはそこまで好きじゃなかったから?笑』
「んー・・・それはシンプルに・・・言わないようにしてた。が正しいかな。俺に愛してるって言われてもムカつくでしょ?何回も言いたい時あったよ。ご飯食べてる時もドライブしてる時も、歩いてる時も、言いたいのにーって何度も思ってたよ。でも嫌な気持ちにさせたくなかったし、軽いと思われたくなかったから言えなかった。」
『確かにムカついてたかもね(笑)でもその言葉聞けてたら不安にならなかったかもなぁ。なんかそういう思いを伝えてくれなかったのが一番寂しかった』
「伝えておけばよかった。でも今日伝わってよかった。伝えたかったけど伝えられなかったが正解。気持ちはしっかり入ってました」
私たちはここにきてやっと、自分たちの気持ちを素直に打ち明け、相手に伝えることができたのです。(こんな強気でそっけない私にちゃんと向き合ってくれた彼には本当に感謝・・・)
「明日、誕生日だね。なにするの?」
『美女と野獣観て、ディズニー行く』
「え・・・男と?」
『一人だよ』
「よかった・・・俺と過ごすっていう選択肢はない?俺ちゃんとまだ休みとってるんだけど」
『さっき、次会う時は離婚した時って言ったでしょ』
「本当は会いたいくせに」
そんな会話をする中で、すーっと私の心にあるメッセージが届いたのです。
”会いたい気持ちを無理に我慢する必要ってある?こういう時は運に任せてみよう!”
なるほど!と思った私は彼の本気を試しつつ、運が私たちにどう味方するかみてみようと思い、あることを提案しました。
『本当に私に会いたいと思ってくれてるなら、今すぐディズニーのナイトパスとって!残りわずかだから急がないとなくなる!あと美女と野獣は私この席だからここの横とって!両方チケットがとれたら私たちはもう一回出会うべきって意味だし、もしとれなかったら会うべきじゃないって事だと受け取ろう!運試し!よーい始め!!』
すると即レスだった彼の返事がピタッと止まり、1時間後に彼からlineが届いたのです。
「まじでギリギリだった(笑)チケットこれであってるよね?」
そういい彼からディズニーのチケット購入を証明する写真が送られてきたのです。
「美女と野獣は前日予約が夜しかできないみたいで、今はできないけどアルパカの横が空いてなかったら別で取り直す!だからこれで会えるってことでいいよね!?」
”わたし、彼に会ってもいいんだ・・・いいってことだよね?”
そう思った瞬間、自分の中で抑えていた感情が一気に流れだし、彼と再会できる喜びに心から嬉しさと幸せを感じました。
そして、夜になり仕事を終えた私は27歳ラストの東京タワーを見ようと
一人で神谷町に向かったのです。
「仕事終わった?今から何するの?」
『終わったよ。今から27歳ラストの東京タワーを見に行く』
「そうなんだ」
そんなやり取りをしながら前を向くと目の前に大きな東京タワーが現れました。そして私はそれを写真に撮り、彼にメッセージをつけてこう送ったのです。
『東京タワーの下で薔薇の花束抱えてスーツ着て待ってたりする?笑』
冗談交じりに言った言葉。でも、27歳最後に大好きなこの景色を彼と一緒に見れたらなぁ・・・なんてそんな願望も少し抱きつつ送ったメッセージ。
すると彼は
「薔薇もないしスーツも着てないけど行こうか?」
え・・・来てくれるの?奥さんに怪しまれるんじゃない?!
「15分くらいで着くから待ってて」
そんな私の心配をよそに、彼は私の待つ東京タワーに来てくれることになったのです。
会うの明日だと思ってたのに・・・こんな展開ある!?
え、今から会うの!?会えるの!?うそでしょ!?どうしよう!!!
久しぶりの再会は予期せぬタイミングで早まり、嬉しい気持ちと、気持ちが全部戻ってしまったらどうしようという不安に襲われながら、私はベンチに座り彼が現れるのを待ちました。
そして、ついに再会の時がやってきたのです。
どんな顔で彼に会えばいいのか分からず下を向いていた私に、一歩づつ近づく影。
懐かしい香りが一瞬で私の周りを包み込み、彼が私の前に現れたのを全身で感じました。
「お待たせ」
久しぶりに聞く彼の声。大好きな声。前進が痺れるような、全細胞が踊りだしたような。懐かしくて温かい、そんな空気が一瞬で私たちを包みました。
『久しぶりだね』
東京タワーの灯りで赤く染まる二人の顔。
少し気まずそうで、でも会えてホッとしたような互いの顔を見て、私たちはこの先なにがあってもきっと離れることはない。そんな気持ちを抱きながら再会を果たしたのでした。
想像以上に長くなってしまいましが、より鮮明にできる限りリアルの状態をそのままお伝えできたらなと思い、書かせていただきました!
とは言っても、これでも5割くらい・・・(笑)
私たちの場合、俗に言われるランナー、チェイサーという部分がどっちつかずだったり、表によく出ているサイレントへの入り方、再会までの流れとは違う部分もあったかと思いますが、これがツインレイのリアルなのかな?と思っています。
出回ってる情報を見て、自分はやっぱりツインレイじゃないのかもしれない・・・とか、私にはこれがなかったからツインレイじゃないのかも・・・等、大多数の意見に流されて不安になりがちですが、ツインレイという関係はそのカップルによって、出会い方も歩み方も全てが変わります。
私のこの記事を読んでいく中で、これってツインレイなの?って思った方もいるかもしれませんし、ただの不倫じゃん!って思った方もいるかもしれません。
ですが、これは本当に序盤の序盤。あらすじレベルの出来事なんです。
ツインレイのプロセスって毎日びっくりする程進んでいて、毎日毎日違う課題や気づきがあって、まだこんだけしかリアルの時間進んでないのに、もうこんなにも色んな経験して二人の時間って進んでるの!?って思うくらい(笑)
今、自分たちが本当にツインレイなのか、不安になったり苦しんでる方も沢山いると思いますが、どうか自分の奥底に眠る心の声を信じて下さい。
思考で考えるのではなく、心で感じる感覚を信じてください。
まだまだ、私に伝えられることは少ないかもしれませんが、私が日々感じていることや、私のリアルをもっと沢山の方に伝えて、誰かの心を少しでも軽くする事ができるよう、少しづつ発信していきたいと思います。
今回は再会するところまでですが、その後どんな風に進んでいったのかなども、好評であれば書いていきたいなと思うので、ぜひ”スキ!”で思いを伝えてくれると嬉しいです^^
最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました☆