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失敗はクリーンな「再生可能エネルギー」だった ~私の失敗談が、いまだに反響がある理由。

思い出したくない時代、失敗がある。
恥なので、そんなものは、表に出すべきではない、と。

この夏「失敗」の思わぬ効用に気づいた。


6月に、あるclubhouseで、私の今までの体験、
80%ぐらいは失敗談を話をしたところ、
8月になった今でも反響がある。

「あの時、すごく励まされました」
「私も何かできそうな気がしました」
「みんな悩んでるんだな、と思い楽になりました」


こんな話で良いのだろうか?と、反響に驚く。
私の失敗など、私の中では「産業廃棄物」のような扱いだった。


燃えるゴミなのか、
燃えないゴミなのか、
それすら、分別もつかないため、そのまま放置していた。


部屋にそぐわず、目に入ると
胃液がジワっと染み出る不快な感じがするため、

【押し入れの中に突っ込んだ】ようなもんだ。


蓋をしよう。
こんなもの忘れて、私は前に進もう。


しかし、機会を頂いて、その埃が積もった
「家の中の産業廃棄物」を引っ張り出して、
天日に干してみた。


「アク」が抜けたように、その「失敗という名の産業廃棄物」は
そんなに嫌な気がしなかった。


時間が経ったし、私は乗り越えたのだ。
だから、「嫌な感情」が起きなかったのだ。


clubhouseで話をすることは、最後に完了させる
手助けになった。
「消化」であり「昇華」だった。


はー、楽しかった、ありがとうございます。
押し入れのゴミも減ったし、スッキリ。


・・・・と、ここで終わると思っていた。

2か月経っても、反響があることに驚く。
勇気づけられた、とのこと。


私の産業廃棄物は、
燃やしてみたら、再生可能エネルギーで発電した電気
のように人に「光」を与え、
温水プールを作れていた。


何てクリーンな、再生可能エネルギーなんだろう。
こんなんでいいなら、
いくらでも燃やそう。


「アルパ子さんが、本音で話したことだから、
 活躍している人でも、こんな時代を乗り越えたんだ、
 と示したことで、勇気を与えたんだと思います」


というコメントも頂く。

産業廃棄物、だと思っていた私の失敗談。
でも、それは「挑戦したから」こそ、出てきた副産物で、
誰かのエネルギーになりうるもの、だった。

押し入れを掃除して、もっと私の産業廃棄物を
燃やしてみよう。

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