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「生物多様性」に関する勉強会①#CSIチャレンジ

こんにちは、はじめまして。ARUNでインターンとして活動させていただいている朝倉です!現在大学3年生で、2024年1月からARUNに参加しました。まだ右も左もわからない状態ですが優しいみなさんに助けられながら日々活動しています。

私たちARUNでは現在「CSIチャレンジ」という、社会起業家の方々を対象としたビジネスコンペティションを開催しており、今年のテーマは「生物多様性」です!それに関連し、先日インターン生の間で生物多様性に関する知識を深め合う目的で勉強会を開催しました。この記事では、第一回目となる今回の様子を私の視点からリポートできたらと思っております。


勉強会で行ったこと

①事前リーディング

勉強会を行うにあたって、事前に以下のレポートの一部を各自読んでから参加しました。私は「生物多様性」というテーマについて深く知らなかったのですが、このレポートは事前知識が無くても読むことができるので初めて読むのにぴったりだと思いました!

日本語版
生物多様性の経済学:ダスグプタ・レビュー要約版

②読んだ感想、意見について発表

各自読んでまとめたメモなどを参考にしながら考えたこと、自分の意見などを発表し合いました。同じものを読んでも人それぞれ捉え方は違うので他人の意見を聞いて新しい発見があったり、自分の意見に対してコメントをいただいたりすることでさらに理解が深まると感じました!以下、ごく簡単にですが私が議論の中で興味深いと感じたトピックについていくつかあげてみます。

・農業の「生産性」について
ある特定の作物だけを大量に生産することを目的としている土地では生物多様性が失われたり、環境に良くない影響が出ている事例があります。例えばケニアではアボカドの生産が盛んですが、栽培の際大量の水を使うことで環境に負荷がかかっているという問題を抱えています。このように大量生産・消費の考え方が続けば地球にある資源の回復のスピードが追いつかなくなることは時間の問題です。農業だけにとどまらず、あらゆる産業で「生産性」という概念を考え直さなければいけないと感じました。

・「経済成長」と「生物多様性」の関係について
生物多様性に限らずSDGsや環境問題について話す際によく言われるのが「経済成長」との関係です。このレポートの中では、生物圏の再生が追いつく範囲で永続的に経済成長していくことは不可能である、といった趣旨のことが記されていました。もちろん、このレポートだけが全てではありませんし他にも様々な意見があると思います。しかし、この議論を通してより一層地球の未来に向けて真剣に考える必要があると実感しました。

③次の勉強会に向けて

最後に、次回以降の勉強会に向けて話し合いを行い終わりました。次回はこのレポートをさらに読み進め、より幅広く生物多様性に関するトピックについて議論を深めていきたいと考えています。

それ以外にも、学びを深めるため各自で気になるトピックについてさらに調べてみてもいいのでは?という意見も出ました。このレポートは数ある生物多様性に関するテーマの中で代表的なものを抜き出しているので、勉強会が終わった後気になるテーマについてより深く知ることができる文献等を共有していくことを決めました。私は「土壌」のテーマについてより知りたいと思ったのでARUNのみなさんの力を借りながらさらに学んでいけたらと思っています!

おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございました!これからもこの勉強会は週1回行う予定なので次回の記事もお楽しみに!



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