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11月6日:今週のアーユルヴェーダ養生

いくらなんでも。。。
という言葉が出るくらい
今年の秋はおかしな気候になっていますね。

3~5日の連休中も夏のような日差しに
びっくりでした。

アーユルヴェーダの古典書の中に記されている
病気の原因のひとつとして「時」があります。

「時」が作り出す様々な状態、環境が
病気の原因になり得るということなのですが、
その中には季節も含まれていて、
季節の異常もそのひとつに挙げられています。

今年のように、11月になっても夏のような暑さが
残るよう状態は、気をつけて過ごさないと
体調不良の原因になってしまいます。

この状態は今年だけでなく、
専門家の中には、
四季から二季に変わってしまうかもしれない
と考える方もいるそうです。

さて、今週のアーユルヴェーダ。

少し食べ物に目を向けてみましょう。
アーユルヴェーダでも季節の季節の野菜が市場に出回っています。

ハロウィンは過ぎましたが、
この時期、カボチャがたくさん市場に並びます。
今は季節関係なく、カボチャもサツマイモも
買えるものになっていますが、
今の時期には、収穫後少し保管されて
食べごろになったものが豊富に出回ります。

秋には、冷えや乾燥のヴァータ対策と
夏の名残のピッタ対策の両方が必要と
お伝えしています。

ピッタの対策として勧められているものが
甘未の食べ物です。

甘未といっても砂糖など人工のものではなく、
自然の甘味です。
たとえば、根菜類は甘味の食べ物に分類されていて、
カボチャやサツマイモなどはまさにうってつけです。

季節に出回る野菜には
体を季節に沿わせていく役割があるようです。
旬のものを食することで
季節の変化に馴染みやすくなっていくのです。

今週は、なんでも手に入るいつものスーパーではなく、
地場のものを中心に置いているようなお店をたずねてみてください。
きっと楽しい発見がありますよ。

季節のものを食する。
甘味のある野菜を探してみる。
そんなことにチャレンジしてお過ごしください。

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