「棉」が教えてくれたこと~愛媛①
初めて棉畑を見たとき
私は、不思議で仕方ありませんでした。
「綿」が畑に「咲いている」!
緑の茎と葉を元気に広げて
まるで他の野菜たちと同じような佇まいで
なのに
野菜でも果物でもない……
ふわふわの「綿」が実っている。
つい先日
私は、友達に会いにでかけました。
その友達は、のりちゃん(笑)
Twitterで知り合った、
棉を育てている方です。
のりちゃんは
例えるなら、綿のような人で
フワフワであったかい、素敵な人。
他の場所で会うことも出来たのですが
どうしても
のりちゃんの棉畑が見たくて。
北海道から愛媛まで飛んでしまいました‼️(笑)
地理に疎い私は
飛行機が飛ぶ直前まで
愛媛がどこにあるかも分かっておらず
四国だと知ってビックリ!
ヽ(;゚;Д;゚;; )ギャァァァ(笑)
のりちゃんの家は
松山空港から一時間くらい離れた場所に
ありました。
現地はとてもいい天気で、気温も31℃‼️
北海道はすっかり秋なのに
こちらはまだ真夏でした。
のりちゃんの棉畑。
ちなみに
収穫する前は「棉」と呼び
収穫し、種をとって
糸になる準備が出来たら、「綿」と呼ぶそう。
つぼみができて、
花が咲いて、
棉ができる。
収穫した棉たち。
まるでワンちゃんのカットした毛みたい(笑)
摘んだばかりの棉は
ふわふわで、あったかくて
いい香り。
棉は、どうしてこんなかたちで
こんなにもフワフワなんだろう。
棉の真ん中には種があって
フワフワした棉は
種を守っている。
どうして?って聞かれても理由なんてなくて
ただ、一生懸命、
生きているんだと思うのだけど
なんだかわからないけれど、
すごく感動したんです。
棉は、
綿となって
綿から、糸になる。
糸は人の手で
私たちの生活に欠かせない
布となり、服になる。
私たちを守ってくれる。
私たちが生きていく上で
基本となる
衣・食・住
自然の恵みを頂く。
それは、
食べることだけじゃなく
身を守る衣。
雨風を避ける住居。
栄養を、頂く。
身にまとう棉を、頂く。
家となる木を、頂く。
のりちゃんが
棉から糸を紡ぐ姿を見て
「繋がる」
って、思ったんです。
ひとつの線の上で
棉が綿となり、糸に変わっていく。
「棉」と「糸」が、繋がる瞬間。
「自然」と「人」が、繋がる瞬間。
以前、
道端に大量に咲く
たんぽぽや、三葉、シロツメクサなどの
雑草の栄養価を調べたことがありました。
驚くほどに
雑草(野草)にはたくさんの効用があって
血行促進や浮腫みの改善
高血圧の予防
整腸作用 動脈硬化の予防……
現代人に必要な成分が
たくさん含まれているんです。
棉も、雑草も
決して人間のために生きているわけではなく
ただ、
一生懸命、生きているだけ。
私たちも同じですよね。
一生懸命、生きている。
言葉では上手く言い表せないのですが
私たちは
この世界の「大きな流れ」の一部に過ぎなくて
人と人
人と自然
私たちは
助け合うでも、支え合うでもなく
お互いを慈しみ
でも、あるがままを大切にして
「委ねて」いるのだろうと
そう、思うんです。
のりちゃんの棉が教えてくれたこと。
ありがとう、のりちゃん (*^^*)
のりちゃんの棉が気になり始めた方はこちらへ!↓
http://cotton.shiranaixx.com/
愛媛編は②へ続きます‼️(*σ>∀<)σ🎵