インナーチャイルドって?
テルミナさんの深夜食堂で体験した
不思議なビジョンの話を
また書きたいと思います。
今回は、
インナーチャイルドを癒すワークのこと。
インナーチャイルドって
聞いたことはあるけれど
実際は何だろ?って
私は思っていました。
インナーチャイルドとは
子供の頃に傷ついた心のこと。
辛かったことや、
我慢して封じ込めてしまった
自分自身は
大人になってもずっと
何をしてもどこか満たされないような
そんな苦しみを生んでしまう。
インナーチャイルドのワークを
初めて受けたとき
小さい私に会うことが出来たのですが
私はなぜか、狭い四角い所に
体育座りをして閉じこもっていました。
私は、両親にとても愛されて
育ったと心から思っていました。
辛かった記憶もありません。
なのに、なぜ
インナーチャイルドの私は
閉じこもっていたんだろう。
そのことが気になっていた私は
後日、もう一度
インナーチャイルドに会いにいきました。
最初に見えたのは夕日。
たくさんのトンボが
空を、飛んでいる。
季節は秋?
川沿いの草むらに
体育座りしている女の子がいる。
私には背を向けている。
肩の出た
白とピンクのワンピース。
私が後ろにいるのがわかってるようなのに
振り向かない。
勇気を出して、
心の声で話しかけてみた。
「どうしたの?
何か、怒っているの?」
小さい私は
振り向かないで答えた。
「みんなわたしの話聞いてくれないんだもん。
ママもパパも。わたし、おしゃべり大好きなの。もっと、もっと話したいのに。」
「みんな話が聞きたくないわけじゃないし、
あなたのことも大好きなんだよ。
だけど、忙しいのかもしれないね。」
そのときふと、
今の自分の状況を思い出しました。
私の旦那さまは
実はものすごく無口。
声をかけなかったら
何も話さないような人なんです。
それで、何度も
喧嘩をしたことがありました。
言ってくれないと、
何を考えているかわからないよ?って
責めたこともありました。
だけど、気づいたんです。
私が、もっと、もっと、
彼と話したかった。
それだけのことだったんだと。
「言葉でなにかを伝えられることは
とっても、すごいことなんだよ。
私ね、言いたいことが上手く言えないの。
だから、言いたいことがたくさん言える、
あなたはスゴイと思う!!」
すると
小さい私は
笑顔で振り返った。
「ねえ、お姉ちゃん遊ぼうよ。
なにして遊ぶ?トンボとる?
シロツメクサでかんむりつくる?
ねえ、ねえ!」
そう言って、私の服を
ぐいぐい引っ張る。
そうだった。小さいころの私は
極度の人見知りだった。
幼稚園に通った二年間は
一度も声を出したことがなかった。
しゃべれなかったんだ。
だから、家に帰ったら
母親にずっと話しかけていた。
本当は、もっと話したかった。
友達と話したかった。
先生と話したかった。
言いたいことが、伝えたいことが、
あんなにも言葉であふれていたのに。
あのとき、どうして
あんなに閉ざしてしまったんだろうか。
夕焼けの中を
二人で堤防を少し歩く。
ニコニコしながら、絶え間なくしゃべる、
小さい私。
「そろそろ帰らなきゃ」
「え?もう、帰っちゃうの?」
向き合ってお互いを見る
無邪気な顔で笑う小さい私。
そっと抱きしめたら、
私は泣いていた。
ありがとう
そう伝えようとしたら
小さい私も泣いていた。
お姉ちゃん、ありがとう。
ありがとう。
小さい私の姿が少しずつ消えていく。
戻ってきた私は
涙だらけになっていました。
助けてあげられた。
どんなに時が流れてしまっても
決して遅くないんですね。
心から向き合えば
いつでも、癒しは起きてくれる。
テルミナさんの深夜食堂のワークは
有料になってしまいましたが
自分と向き合って前に進むために
とてもおすすめです。
ぜひ、扉を開いてみてくださいね‼️‼️
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