訪問看護の一日‼️
病棟看護師から
訪問看護師となって
今年で四年目となりました(*^^*)⭐️
訪問看護って
何するの?って
ときどき聞かれるんですけど
やることって
その利用者さんによって違うので
「いろいろ」としか言えない(笑)
「耳鼻科の経験ないんです」とか
「小児科はわからないんです」とかが
通用しないので
最初は大変だなぁって思いました。
でも体って全部繋がってるし
全部の科を経験できるって
とっても勉強になるんですよね!
思えば
色んなことがあったなぁと
思います。
薬を「お薬カレンダー」に
セットしていたら
その利用者さんちの
ワンちゃんが
薬をくわえて逃げてしまい
追っかけたり……😭😭😭
あるおばあちゃんの家に行くと、
夏なのにストーブを付けていて
室温40℃の中で
裸で座っていたり……ヽ(;゚;Д;゚;; )ギャァァァ
(かなりの認知症で、
まもなく施設に入所されました😅)
また別の家にいくと
少し認知症と欝のある
おばあちゃんが
いつもに増して暗ーい顔で
と言うので
どーしようかなぁと
悩んだ末に
そういえば背中叩くと
霊が出ていくって
聞いたことがあるなと思い
おばあちゃんの背中を
三発くらい叩いてみると
(⚠️患者さんを叩いてはいけません😅)
なんか元気になったりとか(笑)
先日、kanakoさんの
こちらの記事を読んで
とても面白かったので
私も、
訪問看護師の一日を
書いてみようと思います‼️‼️
朝は9:00出勤
スタッフ全員が顔を合わせるのは
この時間だけ。
ミーティングをして
9:30からはそれぞれ
自分の受け持ちの利用者さんの家に
出発です。
⭐訪問看護師アルのある一日⭐
9:30
今日は週に一度のグループホーム訪問の日。
(看護師や医者がいない施設を訪問)
施設から電話がきて、
今日見て欲しい利用者さまの
情報を聞きます。
今日は7人。
今週は私が担当なので、
一人で施設に出発です!
10:00 施設到着
スタッフと情報交換したあと、
7人の部屋を訪問します。
みんな認知症の方ばかりなので
何回訪問しても顔は覚えてもらえず
毎回、「はじめまして~!」から(笑)
時間が限られてるので
バイタルをとり
状態を見て、
すぐに対策を考えていきます。
一人目:Aさん
鼠径ヘルニアが酷くなっているそう。
でも手術は本人が拒否している。
ヘルニアの原因は筋力低下と内臓の下垂。
でもこの方は筋肉トレーニングは
厳しいかな~……( ;-`д´-)
施設はスタッフが忙しく、
入所者さまたちを
長時間椅子に座らせたままに
なってしまいがち。
「1日中、車イスに座っているのは
良くないので、
まずは横になる時間を作りましょうか。」
そうスタッフに伝えて、
内臓の位置を戻すマッサージを指導。
二人目:Bさん
急にご飯を飲み込めなくなった。
ずっともぐもぐしている。
「水はムセますか?」
そう聞くと
「水はとろみなくてもごくごく飲めるんです」
と、スタッフさん。
……ということは、
嚥下の力が弱ってるわけではないな。
舌の動きもOK。手足の麻痺もない。
脳外の病気ではなさそう……。
舌がすこし汚れている。
入れ歯も、合ってないみたい。
認知症もかなり進んでいるみたいだなぁ……。
体重は減ってない。元気もあるから
緊急性はないかな。
「まずは歯医者さんを受診して
入れ歯を見てもらいましょう。
舌が汚れているので、
唾液が少ないのかもしれないです。
唾液が少ないと飲み込みが悪くなるので、
まず舌みがきをしてもらえますか?
唾液を促すお口の運動もいいですよ。
口腔ケアの刺激は、脳にも刺激を
与えるので、認知症にもいいと思います。
それでも食べれないようなら、
病院で見てもらった方がいいですね」
……こんな感じでスタッフとやりとりをして、
あっという間に時間は12:00すぎ。
いったん事務所に戻って昼食。
午後の訪問の準備をして
13:00すぎには出発。
午後から訪問するのは
寝たきりのCさん。
肺癌の末期で、
残りの時間を家で過ごしたいと
24時間点滴をしています。
まずは点滴の交換をして、
褥瘡の処置。
家族さんと一緒に体を拭いて
オムツを交換します。
足の冷感が著明なので
ベッド上で足湯。
言葉を話すことができないCさん。
目が合うと、いつもニコニコ(笑)
しかしマスクが暑くて
汗だくです(笑)(笑)
してさしあげたいことは
たくさんあるけれど
私たちの訪問が長くなればなるほど
利用者さんのお金の負担が増えてしまう。
だから、
一時間で
できる限りのケアをしようって
思う(*^^*)
一時間があっという間に過ぎて
次の利用者さんのお宅へ。
次は15:00から
排便コントロールのDさん。
先週一週間の排便状況を確認。
下剤の調整、腹部マッサージ、
食事指導を行います。
最近太ったんだ!と言うのですが
よく見ると足が浮腫んでいる。
高齢者の方の浮腫みは
軽視できないし
腎臓が悪くなっている方は
下剤を飲むのも注意しないといけない。
おしっこは出てますか?
お水はどれくらい飲めてますか?
次に利用者さんに会えるのは
一週間後。
受診した方がいいか、
様子を見てもいいかも、
訪問している30分から1時間の間に
判断しないといけません( >Д<;)
まずは足の血流を良くする体操と
マッサージをしてみよう。
利用者さんに指導していると
若干、時間をオーバーしてしまいました。
もうすぐ16:00!
最後のEさんのお宅へ急ぐ!
薬をセットだけだから、
すぐ終わるはず……
Eさんは今日受診しているので、
まずは行きつけの院外薬局に寄って
私が薬を受け取ってから
訪問しないといけません。
「○○訪問看護ステーションです!
Eさんの薬を受け取りに来ました~」
私が薬剤師さんにそう言うと
「Eさんは本日はいらしてません」
さらりとそう返事される。
(@ ̄□ ̄@;)!!
ハプニング発生。
いそいでEさんに電話をかける。
私「Eさん、今日お薬もらいに行きました?」
E 「もらったよ~。」
私「処方箋、薬局に出しましたか?」
E「出したよ~!」
私「いつもの薬局に届いてないみたいなんですけど、
どこの薬局に出しましたか??」
E「………………」
薬、行方不明(笑)
ヽ(;゚;Д;゚;; )ギャァァァ
幸い田舎町なので
近くの薬局は3つだけ!
ダッシュで探しに行く!!🤣
別の薬局に無事に処方箋は
届いていました!(笑)
こんな感じの一日の中で
たまに「ナースコール」があると
超大変。
「間違っておしっこの管を抜いてしまった」
とか
「点滴がもれたんです」とか……
病棟では走ってすぐに行けるけれど
私たちは車を運転して
行かないといけないので😅
所長「○○さんバルン抜いちゃったって!
誰か行ける!?
誰が一番近くにいるー??」
スタッフ「はーい!ここのストマ交換終わったら
私が行きまーす!」
電話やグループLINEフル活用(笑)‼️‼️
こんな感じで、
ゆったりほっこりな日もあれば
バタバタな日もある……
なんと言っても
医者がすぐ側にいないので
とっさの判断も必要。
大変なことも多いけど、
業務に追われて
患者さんと話す時間が
なかなか取れなかった
病棟時代を思い出すと
一人一人の利用者さんと
ちゃんと向き合える今は、
とても幸せだなぁって思います(*^^*)!!
以上、
訪問看護師の一日でした~😆💕✨
読んでくださってありがとうございます‼️
なんか楽しかったので
第2弾も書くかも!?(笑)
↑これもあるある(笑)!!
だいぶ、お腹が丈夫になりましたよ🤣