ピラティスコラム-ついに166kmの旅へ。-
本日ついに100マイル=166kmのトレイルランニングのレースに出場してきます。
不安と恐怖でいっぱいですが、人間過酷な状況に置かれた時に本当の自分が出てくる。
その本当の自分がもし悪いやつだったらこの挑戦は乗り越えなければならない壁なのでしょう。
もしくは限界の先で出会った自分が良いやつだったら、これまでの自分の行いは正かったんだと自信が持てるだろう。
どっちにしろ待ち構えているのは成長しかない。
先日私はトレーナーになりたての時に通って下さっていたお客様がピラティスのグループレッスンに参加して下さった。
当時何の実力もなかったのにいまだに私のことを覚えて下さっていて、しかも連絡先も知らないのにわざわざ探して会いにきて下さった。
実は当時私はトレイルランニングについてほとんど知らなかったのだが、その方はトレイルランナーで、お客様でありながらトレランについて色々教えてもらってました。
その方がずっと目標にしていた100マイルへの夢をまさか自分が挑戦するなんて当時は1mmも想像していなかった。
しかしその方との出会いを大切にコツコツランニングを続けていたらいつの間にか夢の舞台での挑戦権を得ていた。
そのお客様は年齢的にも100マイルへの挑戦は諦めてしまったみたいだが、先日数年ぶりにお会いした際に、「私が見れなかった景色を見てきてほしい」と言われた。
人の夢を託されたことなんてなかった。
今回は自分だけの戦いではない。
今のお客様からもたくさんの応援をいただいている。
結果はどうなろうとも1歩1歩喜びと苦しみを噛み締めながら頑張ってきます。