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【中1数学】文字式(文字の使用):縄文人

自己紹介

ウガウガ!ワシは縄文時代に生きていた者じゃ。名前?そんなものはなかったぞ。ワシらの時代は、今から約1万6000年前から2300年前まで続いておった。長い間じゃったな。

ワシらは自然と共に生きておった。狩りや採集で食べ物を得ていたんじゃ。弓矢を使って獲物を追いかけたり、木の実や山菜を集めたりしておった。それに、土器も作っておったぞ。縄目模様をつけた土器が特徴じゃ。これで食べ物を煮炊きしたり、保存したりしておった。

ワシらの暮らしは自然と調和していたんじゃ。必要以上のものは取らず、自然を大切にしておった。そのおかげで、長い間安定した生活を送れたんじゃよ。

今の若いもんに伝えたいのは、自然との調和の大切さじゃ。必要以上のものを求めず、今あるもので工夫して生きていく。そんな知恵が大事じゃ。

それに、ワシらは協力して暮らしておった。一人では生きていけん。仲間と助け合い、知恵を出し合うことで、困難を乗り越えてきたんじゃ。

若いもんよ、自然を大切にし、仲間と協力することを忘れるなよ。そうすりゃあ、どんな困難も乗り越えられるはずじゃ。ウガウガ!

なりきり解説

ウガウガ!今日はワシが「文字式」というものについて教えてやろう。これは、数の代わりに文字を使うものじゃ。ワシらの時代にはなかったが、とても便利なものらしい。

まず、文字を使う理由じゃ。例えば、ワシらが木の実を集めるとき、「たくさん」とか「少し」とか言うだけじゃ正確じゃないじゃろ?そこで、数を使うんじゃ。でも、いつも同じ数とは限らん。そんなとき、文字を使うと便利なんじゃ。

例えば、ある日の木の実の数を「x」とするじゃろ?これで「x個の木の実」と表せる。数が分からなくても、「x」を使って計算できるんじゃ。

次に、文字式の基本じゃ。文字と数を合わせるときは、「2x」のように書く。「x2」じゃないぞ、気をつけろよ。

文字の前に何もない場合は、1があるのと同じじゃ。「x」は「1x」と同じじゃ。

文字式の計算も大事じゃ。同じ文字どうしは足し算や引き算ができる。
「3x + 2x」は「5x」になるんじゃ。でも、違う文字は足せんぞ。
「3x + 2y」はそのままじゃ。

文字式を使うと、色んな問題が解けるようになるんじゃ。例えば、「縦がx㎝、横がy㎝の長方形の周りの長さ」は「2x + 2y」と表せる。

ワシらの時代には難しかった計算も、文字式を使えば簡単にできるんじゃ。これを使いこなせば、君たちの生活もきっと便利になるはずじゃ。ウガウガ!

文字式にまつわる噂話

ウガウガ!ワシらの時代には文字式なんてなかったが、もしあったらこんな噂話が広まったかもしれんな。

昔々、ある賢い長(おさ)がおったそうじゃ。その長は、獲物の数を予測するのが得意じゃった。ある日、長は「x」という奇妙な印を使い始めたんじゃ。

村人たちは不思議に思って聞いてみた。すると長は言った。「この『x』は、明日獲れる鹿の数じゃ。『2x』は明後日の鹿の数。だから、3日間で獲れる鹿の数は『3x』じゃ」と。

村人たちは驚いた。数が分からなくても、計算ができるなんて!長はさらに言った。「『y』を獲れるイノシシの数とすれば、3日間で獲れる動物の数は『3x + 3y』じゃ」と。

この噂はみるみる広まり、他の村でも真似する者が現れた。「a」を魚の数、「b」をキノコの数として使う村も出てきたそうじゃ。

しかし、ある日、別の長が「こんなものは邪術じゃ!」と怒り出した。村人たちは混乱したが、最初の賢い長は「これは邪術ではなく、知恵じゃ。自然を大切にしながら、効率よく暮らすための道具じゃ」と説明したそうじゃ。

結局、文字式は縄文時代の人々の生活を豊かにする知恵として広まったとさ。ウガウガ!

練習問題と解説

ウガウガ!では、腕試しじゃ。以下の問題を解いてみるのじゃ。


(1) 1個40円のお菓子をa個買いました。このときの代金を文字を使った式で表しなさい。






答え: 40a
解説: 1個40円のお菓子をa個買うということは、40円をa回分払うことになるんじゃ。だから、40とaを合わせて40aという式になるんじゃ。


(2) 1本80円の鉛筆をx本、1冊120円のノートをy冊買いました。代金の合計を文字式で表しなさい。






答え: 80x + 120y
解説: 鉛筆の代金は80円をx回分で80x、ノートの代金は120円をy回分で120yじゃ。これらを足し合わせて80x + 120yとなるんじゃ。


(3) ある数をaとして、aに5を足した数を文字式で表しなさい。






答え: a + 5
解説: ある数をaとしているんじゃから、そのaに5を足せばいいんじゃ。だから、a + 5という式になるんじゃ。


(4) xの3倍からyの2倍を引いた数を文字式で表しなさい。






答え: 3x - 2y
解説: xの3倍は3x、yの2倍は2yじゃ。3xから2yを引くんじゃから、3x - 2yという式になるんじゃ。


(5) 縦x㎝、横y㎝の長方形の周りの長さを文字式で表しなさい。






答え: 2x + 2y
解説: 長方形の周りの長さは、縦と横の長さを2倍にして足し合わせたものじゃ。だから、2x + 2yという式になるんじゃ。


(6) aからbを引いた数に3をかけた式を表しなさい。






答え: 3(a - b)
解説: まず、aからbを引いた数は(a - b)じゃ。これに3をかけるんじゃから、3(a - b)という式になるんじゃ。


(7) xの2倍とyの3倍を足した数を文字式で表しなさい。






答え: 2x + 3y
解説: xの2倍は2x、yの3倍は3yじゃ。これらを足し合わせるんじゃから、2x + 3yという式になるんじゃ。


(8) ある数nに5を足した数の2倍を文字式で表しなさい。






答え: 2(n + 5)
解説: まず、nに5を足した数は(n + 5)じゃ。これを2倍するんじゃから、2(n + 5)という式になるんじゃ。


(9) aの3倍からbの2倍を引いた数に4をかけた式を表しなさい。






答え: 4(3a - 2b)
解説: まず、aの3倍は3a、bの2倍は2bじゃ。3aから2bを引いた数は(3a - 2b)じゃ。これに4をかけるんじゃから、4(3a - 2b)という式になるんじゃ。


(10)  xに3を足した数とyに2を足した数の和を文字式で表しなさい。






答え: (x + 3) + (y + 2)
解説: xに3を足した数は(x + 3)、yに2を足した数は(y + 2)じゃ。これらの和を表すんじゃから、(x + 3) + (y + 2)という式になるんじゃ。

よくある質問 (FAQ)

Q: 文字式って、なぜ必要なんですか?
A: ウガウガ!文字式は、分からない数や変わる数を表すのに便利じゃ。ワシらの時代でいえば、獲物の数が日によって変わるように、数が決まっていないときに使うんじゃ。これを使えば、複雑な関係も簡単に表せるし、計算も楽になるんじゃよ。

Q: 文字式の計算で、同じ文字どうししか計算できないのはなぜですか?
A: ウガウガ!それは、違う文字は違うものを表しているからじゃ。例えば、「x」がリンゴの数で「y」がバナナの数だとしたら、リンゴとバナナは足せないじゃろ?同じように、違う文字は足したり引いたりできないんじゃ。

Q: 文字式を使うとき、気をつけることはありますか?
A: ウガウガ!大事なのは、文字が何を表しているかをしっかり覚えておくことじゃ。それから、掛け算のときは「2x」のように書いて、「x2」とは書かないように気をつけるんじゃ。順番が大事じゃぞ。

Q: 文字式を使って、どんな問題が解けるようになりますか?
A: ウガウガ!文字式を使えば、色んな問題が解けるようになるんじゃ。例えば、年齢の問題や、図形の面積や体積の問題、それに物の値段の計算なんかもできるようになるんじゃ。ワシらの時代には想像もつかんかったが、とても便利そうじゃな。

Q: 文字式の勉強が苦手です。どうすれば上手くなりますか?
A: ウガウガ!文字式の勉強は、最初は難しく感じるかもしれんが、諦めずに頑張るんじゃ。まずは、文字を数の代わりだと考えてみるといいぞ。それから、たくさん練習問題を解いてみるんじゃ。ワシらが狩りの技を磨いたように、練習あるのみじゃ。分からないところは、恥ずかしがらずに先生や友達に聞くんじゃぞ。協力することも大切じゃからな。

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