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【中1英語】命令文、否定の命令文,Letʼs ~:東郷平八郎&山本五十六

自己紹介

東郷平八郎: やあ、若い諸君。私は東郷平八郎だ。日露戦争で日本海海戦を勝利に導いた海軍大将として知られているかもしれないな。しかし、私の人生で最も大切にしてきたのは、常に学び続けることだ。英語も独学で習得したんだよ。諸君も、困難に直面したときこそ、それを乗り越えるチャンスだと考えてほしい。さあ、一緒に英語の海を航海しようではないか!

山本五十六: こんにちは、皆さん。私は山本五十六です。太平洋戦争初期の連合艦隊司令長官として知られていますが、私も東郷さんと同じく、学ぶことの大切さを強く信じています。「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」という言葉を残しましたが、これは教育にも通じる考え方です。皆さんも、自分のペースで着実に前進していってください。さあ、一緒に英語を学び、新しい世界への扉を開きましょう!

なりきり解説

東郷: 山本君、今日は若い諸君に英語の命令文について教えるそうだな。君は海軍で部下への指示を多く出していただろう。その経験を活かして説明してくれたまえ。

山本: はい、東郷さん。確かに、指示を出す機会は多くありました。英語の命令文は、まさに指示や命令を出すときに使う表現ですね。まず、一般動詞の場合は動詞の原形で文を始めます。例えば、
"Come here."(ここに来なさい)のようにです。

東郷: なるほど。では、be動詞の場合はどうなるのかな?

山本: be動詞の場合は、be動詞の原形「be」で文を始めます。例えば、
"Be kind."(親切でいなさい)のようになります。

東郷: 理解した。しかし、時と場合によっては、もう少し丁寧に命令を出す必要もあるだろう。その場合はどうすればいいのかな?

山本: その通りです。丁寧な命令文を作るには、「please」を使います。
"Please come here."(どうぞここに来てください)のように文頭に置くか、
"Come here, please."(ここに来てください)のように文末に置きます。

東郷: よく分かった。では、逆に「~してはいけません」という禁止の命令はどのように表現するのかな?

山本: 否定の命令文は「Don't」を使います。例えば、
"Don't enter here."(ここに入ってはいけません)のようになります。be動詞の場合も同様で、
"Don't be sad."(悲しんではいけません)となります。

東郷: なるほど。最後に、「~しましょう」という誘いかけの表現もあると聞いているが、それについて説明してくれたまえ。

山本: はい、その表現は「Let's」を使います。例えば、
"Let's go to the park."(公園に行きましょう)
のようになります。答え方も覚えておくと良いでしょう。
同意する場合は"Yes, let's."(はい、そうしましょう)、
断る場合は"No, let's not."(いいえ、やめましょう)と言います。

東郷: 素晴らしい説明だ、山本君。これらの表現を使えば、様々な状況で適切に指示を出したり、誘いかけたりできるようになるな。

山本: その通りです。東郷さん、これらの表現を使って、若い人たちに航海や作戦に関連した例を挙げてみませんか?楽しく覚えられると思います。

東郷: それはいい考えだ。例えば、
"Raise the sail!"(帆を上げろ!)や
"Don't panic in rough seas."(荒波でパニックになるな)などの表現が使えるな。

山本: そうですね。私からは
"Let's plan our strategy."(作戦を立てましょう)や
"Be brave in the face of challenges."(困難に直面しても勇敢であれ)といった表現を加えたいですね。

東郷: 素晴らしい例だ。このように、日常生活や様々な状況で使える表現なんだと、若い諸君にも伝わっただろう。

山本: はい。皆さん、これらの表現を使って、友達や家族とコミュニケーションを取ってみてください。練習あるのみですよ!

まとめ

山本五十六です。東郷さんとの会話を通じて学んだ命令文、否定の命令文、Let's ~ についてまとめてみましょう。

  1. 命令文(「~しなさい」)
    a. 一般動詞の場合:

    • 動詞の原形で文を始める

    • 例: "Come here."(ここに来なさい)
      b. be動詞の場合:

    • be動詞の原形「be」で文を始める

    • 例: "Be kind."(親切でいなさい)

  2. 丁寧な命令文(「(どうぞ)~してください」)

    • 「please」を使用する

    • 文頭に置く場合: "Please come here."(どうぞここに来てください)

    • 文末に置く場合: "Come here, please."(ここに来てください)

  3. 否定の命令文(「~してはいけません」)

    • 「Don't」を使用する

    • 一般動詞の場合: "Don't enter here."(ここに入ってはいけません)

    • be動詞の場合: "Don't be sad."(悲しんではいけません)

  4. 相手を誘う文(「~しましょう」)

    • 「Let's」を使用する

    • 例: "Let's go to the park."(公園に行きましょう)

    • 答え方:

      • 同意する場合: "Yes, let's."(はい、そうしましょう)

      • 断る場合: "No, let's not."(いいえ、やめましょう)

  5. 実際の使用例(航海や作戦関連)

    • "Raise the sail!"(帆を上げろ!)

    • "Don't panic in rough seas."(荒波でパニックになるな)

    • "Let's plan our strategy."(作戦を立てましょう)

    • "Be brave in the face of challenges."(困難に直面しても勇敢であれ)

これらの表現を使いこなせるようになれば、様々な状況で適切に指示を出したり、誘いかけたりすることができます。日常生活の中でも頻繁に使われる表現ですので、友達や家族とのコミュニケーションの中で積極的に使ってみましょう。練習を重ねることで、自然に使えるようになります。

練習問題と解説

東郷平八郎だ。ここからは、学んだ内容を確認するための練習問題を出題する。しっかり取り組むように。

(1) 次の日本語を英語の命令文に訳しなさい:「窓を開けなさい。」





解答:Open the window.
解説:一般動詞の命令文は、動詞の原形で文を始める。「開ける」は "open"、「窓」は "the window" となる。

(2) 次の英文を和訳しなさい:Be quiet in the library.





解答:図書館では静かにしなさい。
解説:be動詞の命令文は、be で始まる。"quiet" は「静かな」、"in the library" は「図書館で」という意味。

(3) 次の命令文を丁寧な表現に変えなさい:Clean your room.





解答:Please clean your room. または Clean your room, please.
解説:丁寧な命令文にするには、"please" を文頭か文末に付ける。

(4) 次の日本語を英語の否定の命令文に訳しなさい:「ここで走ってはいけません。」





解答:Don't run here.
解説:否定の命令文は、"Don't" の後に動詞の原形を置く。「走る」は "run"、「ここで」は "here" となる。

(5) 次の英文を和訳しなさい:Let's study English together.





解答:一緒に英語を勉強しましょう。
解説:「Let's ~」は「~しましょう」という誘いかけの表現。"together" は「一緒に」という意味。

(6) 次の日本語を英語の命令文に訳しなさい:「勇敢であれ。」





解答:Be brave.
解説:be動詞の命令文は、be で始まる。「勇敢な」は "brave" となる。

(7) 次の英文を否定の命令文に変えなさい:Give up your dream.





解答:Don't give up your dream.
解説:肯定の命令文を否定にするには、文頭に "Don't" を付ける。

(8) 次の日本語を英語で表現しなさい:「公園に行きましょう。いいえ、行くのはやめましょう。」





解答:Let's go to the park. No, let's not.
解説:誘いかけは「Let's ~」、それを断る場合は "No, let's not." と言う。

(9) 次の英文を丁寧な命令文に変え、和訳しなさい:Turn off the light.





解答:Please turn off the light. または Turn off the light, please.
和訳:電気を消してください。
解説:丁寧な命令文にするには "please" を付ける。「電気を消す」は "turn off the light" となる。

(10) 次の日本語を英語の命令文に訳し、さらにそれを否定の命令文に変えなさい:「早く起きなさい。」





解答:
肯定の命令文:Wake up early.
否定の命令文:Don't wake up early.
解説:「起きる」は "wake up"、「早く」は "early" となる。否定にする場合は文頭に "Don't" を付ける。

よくある質問 (FAQ)

山本五十六です。ここでは、命令文、否定の命令文、Let's ~ に関するよくある質問に答えていきます。

Q1: 命令文は失礼になりませんか?

A1: 命令文自体は失礼な表現ではありませんが、使用する場面や相手によっては失礼に感じられる可能性があります。友人や家族間では普通に使われますが、目上の人や初対面の人に使う場合は、"please" を付けて丁寧な表現にするか、別の表現を使うことをおすすめします。

Q2: 「Let's」の後ろには必ず動詞の原形が来るのですか?

A2: はい、その通りです。「Let's」の後には常に動詞の原形が来ます。例えば、"Let's go"(行きましょう)、"Let's eat"(食べましょう)のようになります。

Q3: 命令文で主語は必要ありませんか?

A3: 命令文では通常、主語を省略します。命令文の主語は "you"(あなた)であることが暗黙の了解となっているためです。ただし、特に強調したい場合には "You be quiet!"(あなたは静かにしなさい!)のように主語を付けることもあります。

Q4: 「Let's not」の代わりに「Don't let's」は使えますか?

A4: 「Don't let's」も使用されることがありますが、「Let's not」の方がより一般的です。例えば、"Let's not argue."(口論はやめましょう)のように使います。

Q5: 命令文の疑問文はありますか?

A5: 命令文自体を疑問文にすることはありませんが、命令文の後に付加疑問を付けることで、相手の同意を求める表現を作ることができます。例えば、"Be quiet, will you?"(静かにしてくれますか?)のように使います。

もっと勉強したい人は・・・

東郷平八郎だ。さらなる練習のために、追加の問題を用意した。挑戦してみたまえ。

【穴埋め問題】

(1) _______ the door. (Close)





解答:Close
解説:命令文は動詞の原形で始める。

(2) _______ _______ late for school. (Don't, be)





解答:Don't be
解説:否定の命令文は "Don't" で始め、その後に動詞の原形を置く。

(3) _______ quiet in the library, _______ . (Be, please)





解答:Be, please
解説:丁寧な命令文は "please" を文末に付ける。

(4) _______ _______ go to the movies. (Let's)





解答:Let's
解説:「~しましょう」という誘いかけは "Let's" を使う。

(5) _______ _______ forget to do your homework. (Don't)





解答:Don't
解説:否定の命令文は "Don't" で始める。

【日本語訳問題】

(1) Be careful when you cross the street.





解答:道路を横断する時は気をつけなさい。
解説:"Be careful" は「気をつけなさい」、"when you cross the street" は「道路を横断する時」という意味。

(2) Let's not waste time.





解答:時間を無駄にするのはやめましょう。
解説:"Let's not" は「~するのはやめましょう」、"waste time" は「時間を無駄にする」という意味。

(3) Please turn off your cell phone.





解答:携帯電話の電源を切ってください。
解説:丁寧な命令文。"turn off" は「電源を切る」、"cell phone" は「携帯電話」という意味。

(4) Don't forget to bring your umbrella.





解答:傘を持って来るのを忘れないでください。
解説:否定の命令文。"forget" は「忘れる」、"bring your umbrella" は「傘を持って来る」という意味。

(5) Let's try our best.





解答:最善を尽くしましょう。
解説:"Let's" は「~しましょう」、"try our best" は「最善を尽くす」という意味。

【英作文問題】

(1) 「ここに名前を書いてください。」を英語で表現しなさい。





解答:Please write your name here.
解説:丁寧な命令文。"write" は「書く」、"your name" は「あなたの名前」、"here" は「ここに」という意味。

(2) 「一緒に昼食を食べましょう。」を英語で表現しなさい。





解答:Let's have lunch together.
解説:"Let's" で「~しましょう」、"have lunch" は「昼食を食べる」、"together" は「一緒に」という意味。

(3) 「他人の物を取ってはいけません。」を英語で表現しなさい。





解答:Don't take other people's things.
解説:否定の命令文。"take" は「取る」、"other people's things" は「他人の物」という意味。

(4) 「試験中は静かにしなさい。」を英語で表現しなさい。





解答:Be quiet during the exam.
解説:be動詞の命令文。"be quiet" は「静かにする」、"during the exam" は「試験中」という意味。

(5) 「毎日英語を勉強しましょう。」を英語で表現しなさい。





解答:Let's study English every day.
解説:"Let's" で「~しましょう」、"study English" は「英語を勉強する」、"every day" は「毎日」という意味。

以上だ。これらの問題をしっかり練習すれば、命令文、否定の命令文、Let's ~ の表現をマスターできるはずだ。頑張るように!

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