もし再び休校になったらどうする?
冬休み期間中に、感染者数がとんでもないことになってきました。再び非常事態宣言、そして学校が一斉に休校となったら今度はどんな授業をするか、ざっくり書き出しておこうと思います。
なんのためのICT活用か
子ども達が家にいても学校や友達と繋がれて、学び続けられること。
G Suite for Educationをフル活用
去年の休校や分散登校と違うのは、子ども達がiPadやG Suiteにかなり慣れてきていることです。保護者の方々も子ども達の学びについて実感を持って理解してくださっています。
去年の休校・分散登校での様子はどうだったかというと、まず、授業については、まだiPadの操作に慣れていない子ども達の状況を考えて、Google ClassroomとMeetにできるかぎり絞って使いました。Google Classroomにさえアクセスできれば、あとはそこからのタップでたどり着けるからです。
保護者の方々との連絡やおためし朝の会には、ClassDojo、連絡アプリ、Zoomも使いました。
もしも休校となったら、前回よりも一段進んだ活用ができる(別の言い方をするとしなければならない)と思います。
クラスのGoogleサイト開設
休校中の情報の集約場所として、サイトを使ってみようかと思います。前回は時間割の共有など、いろいろな情報は保護者の方にも頼っていました。次は保護者も子ども達も同じ場所からそれぞれ情報を得られるようにしたいと思います。
このサイトには、後述のいろいろな機能へのリンクを集約します。
Google+での日記共有
日々の振り返りなどを書いてもらって、クラスで共有したいと思います。
自分自身の振り返りのためだけでなく、お互いの振り返りを読み合うことで休校中の学びや生活について、アイディアの共有もできます。
また、自宅でネットに繋がって過ごすことの増える子ども達にとって必須な、デジタル・シティズンシップ教育の場にもなるはずです。どういった姿勢で発信をしたり、友達の投稿にコメントしたりを学ぶこともできるからです。
Googleカレンダーで時間割を共有
クラスのカレンダーを作り、共有します。
オンライン時間割として、教科、担当教員名、必要なもの、そしてMeetのリンクもここで共有します。
Google Classroomの活用
ここは前回の休校・分散登校、普段の授業、そして冬休み期間中と基本的には同様だと思います。
違うとすれば、課題の提出をClassroomでする場面が各段に増えることでしょうか。もちろんMeetへの接続もここからも行います。Googleフォームを使ったアンケートや課題も行います。
Youtubeの活用
再生リストを作り共有する、Googleフォームに動画を埋め込んで感想を提出してもらう、など、Youtubeの活用もぜひ行いたいところです。
そのためには、Youtubeの制限機能またはYoutubeキッズの活用をスタートしたいです。
Google スライドで課題を提出する
iPadでKeynoteを使うことに慣れている子が増えてきたので、スライドもぜひ使いたいと思います。これで課題制作と提出がしやすくなると思います。
Google Classroomへ保護者を招待
これは優先度として高いのか低いのか図りかねているところでもあるのですが、学習内容の共有のためにしたいと考えています。
他にも考えておくこと
今回は使えるツールを中心に書きました。どんな授業をするかという視点からも考えておく必要がもちろんあります。全員が一斉にオンラインで繋がる授業なのか、各自でそれぞれに取り組む授業なのか、その組み合わせなのか。
こうやって書き出してみると、、、
当たり前のことなのですが、決して休校対策としてだけでなく、普段から使っていってもいいのかなと思うことばかりです。私のクラスで少し先行してやってみるのもいいかもしれません。