保護者ボランティアの募集があっという間に完了した、という話。
小学校で担任をしています。今回は、保護者ボランティアの募集から決定まで、2日間で、保護者と一度も直接話すこともなく、希望の人数を集めることができたというお話です。
所要時間も合計で一時間はかかっていません。私は文章を書くのに時間がかかるので、得意な方ならもっと短く済むと思います。
授業や行事のためのボランティアを募集したい
授業や校外学習を手伝っていただくために、保護者にボランティアをお願いすることがあります。
他校ですが、コーディネーター役の保護者を立てているところがありました。教員からその方に依頼をし、保護者ボランティアを集めていただいているそうです。そうすることで教員の負担を軽くし、また保護者がボランティアに参加しやすくもしていると聞きました。
そういった仕組みはまだ勤務校ではなかったのですが、デジタル・ツール2つを使って、2日間で、保護者と一度も直接話すこともなく、希望の人数を集めることができました。
ステップ1 ボランティア募集のお知らせの文面を作る。
お手伝いをお願いしたいこと(日時、場所、作業内容など)について文章を作成します。今回は募集期間を2日間とし、募集締切日時も明記しました。(※ここでいったん管理職の先生方のチェックを受け、必要なら文章を直します)
ステップ2 Google フォームで応募フォームを作る。
参加する保護者の氏名、通学児童の氏名、学年、その他必要な情報を入力し、送信してもらうようにします。
ステップ3 連絡アプリで募集のお知らせを一斉配信する(メールで送る)。
ステップ1で作った文章に、ステップ2で作ったGoogleフォームへのリンクを添付して、配信します。
保護者の方々へはメールで送られます。
ステップ4 応募フォームへの回答をチェック
募集締め切り時刻に応募フォームに送られた回答をチェック。一応、それ以前にも、2回ほど応募状況をチェックして、応募人数が足りなくなりそうか、それともオーバーしそうか様子をみながら対応を考えていました。
今回は運良く、締め切りの時点で「募集人数=応募人数」でしたので、即決定でした。
ステップ5 応募してくれた方のみに連絡アプリで返信
応募のお礼と決定の連絡を、対象の方のみにお送りしました。
ここまで、電話なし、もちろん直接話すことも全くありませんでした。
Googleフォーム、最強。
校外学習などのときにも、この方法で保護者ボランティアを担任の私自身がお願いをしています。
また活動の後には、必ず事後アンケートを取って、クラス全体に共有させていただいています。共有するための文書も、アンケート結果をコピペしてから体裁を整えてPDFにすれば、連絡アプリや学校SNS(ClassDojo)で配信できます。
お仕事などで参加できなかった方や、参加を迷われた方も、実際の様子を知ることできっと安心すると思います。
また保護者ボランティアに参加された方のコメントから、活動中の子ども達の様子も伝わります。「楽しそうだった」、「がんばっていた」、と担任の私が伝えるよりも、説得力が一層あるように思います。