おはようございます。こんにちは。こんばんは。
夏の暑さと、梅雨の雨で体調崩しがちですね。
雨の日は家でゆっくり本を。。。とか思うんですが、意外と家の中で集中できないんですよね。
私は電車の中とか、電車が見えるカフェとか、動きがあるけど静かな景色の中で本を読むのが好きです。
仕事帰りにカフェで読書。。。。なんてしてみたいです。
今回も読書メーターのまとめ機能を使って、先月読んだ本を紹介したいと思います。
こうやって振り返ると6月はかなり面白い本をたくさん読んだ気がする。
2024年6月の読書記録
2024年6月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
※ 全てを紹介するわけではありません。
國分功一郎『中動態の世界 : 意志と責任の考古学』 (シリーズ ケアをひらく) 医学書院
かなり難しかったし、理解できていない部分も多いけど夢中になった一冊。
本書について考えたことは、独立した記事を執筆しました。
本書を皮切りに今月までに3冊同シリーズ読み終えました。こうしたケアに関する本は今までも何冊か読んできましたが、どれも共通して「自分の中のもう一人の自分」みたいなものの存在が浮き彫りになってきます。
「自己同一性」という言葉があるけれど、もしかしたら、今私が感じているぼんやりしていることを明確にするキーワードかもな、と思っています。
根本彰『情報リテラシーのための図書館 : 日本の教育制度と図書館の改革』みすず書房
情報リテラシーというものが想像以上に奥深いものだと感じた一冊。
教育学部出身の司書として避けては通れないテーマな気もした。
松本俊彦『誰がために医師はいる : クスリとヒトの現代論』みすず書房
これもめちゃくちゃ面白かった一冊。様々なところで評価れているけれど、本当にエッセイとして非常に面白い。ページを捲る手が止まらなかった。
「白石正明さん(編集担当)が主観で解説する シリーズ「ケアをひらく」全43冊」『精神看護』27(2), p92 - 136, 2024.03
宮地尚子, 村上靖彦『とまる、はずす、きえる: ケアとトラウマと時間について』青土社
何気に宮地先生の本を読んだのは久しぶりのような。
7月に入ってから『トラウマの医療人類学』は読んだので残るは『トラウマにふれる』である。コロナ禍以後の論考ということで読むのが楽しみ。
國分功一郎『暇と退屈の倫理学』(新潮文庫)新潮社
すっかり國分先生のファンになってしまった。あと2冊積読してます。
▼読書メーター
来月も良い本との出会いを。。。