【ルパン三世フェスティバル in 北海道 浜中町】に行ってきました❗️
私は今年の夏、北海道浜中町で開催されたルパン三世フェスティバルに行ってきました❗️
北海道の右下に位置する浜中町は、港町として様々な漁業を行っているほか酪農も盛んで、ハーゲンダッツアイスクリームの元となる牛乳も生産しています。また、町内にある霧多布(きりたっぷ)湿原は、ラムサール条約に登録されるほど、多様な生態系を保有しています。また湯沸(とうぶつ)岬からは野生のラッコなどが観測できるなど、自然を体験できるさまざまな観光スポットが存在します。
そんな浜中町で、なぜルパン三世フェスティバルが開催されたのかというと、それは「ルパン三世の作者であるモンキー・パンチ氏が浜中町の出身」だからです。
日本の漫画家であるモンキー・パンチ氏は1937年5月、北海道浜中町の漁師の家に生まれました。
19歳で漫画家を目指して上京、1967年にルパン三世の連載を開始し、ルパン三世は彼の代表作となりました。
2008年から2015年までは、毎年8月に浜中町に帰郷し、地元の子供達との交流を行ったほか、ルパン三世フェスティバルへの参加など、故郷の地域活性化に貢献しました。
モンキー・パンチ氏は2019年4月11日に81歳で永眠されましたが、彼の残した作品は現在も世界中で愛されています。
そんなモンキー・パンチ氏と関係の深い浜中町は、町一丸となって「ルパン三世による地域活性化」に取り組んでおり、町内の様々な場所でルパン三世に関係したパネルやポスターなどを発見することができます。
このように、普段からルパン三世を全面的に推している浜中町で、2012年から開催されているのが「ルパン三世フェスティバル in浜中町」です。
ルパン三世フェスティバルは浜中町総合文化センターで開催され、施設内ではモンキー・パンチ氏の作品世界を紹介する常設展示のほか、特別展示として、新作歌舞伎「流白浪燦星(ルパン三世)」の衣裳や小道具の展示、
2022年に公開されたwebアニメ「LUPIN ZERO」のビジュアル展&上映会と、キャラクターや美術などの設定資料の展示、
その他にもルパン三世の愛車であるフィアット500の展示、
浜中運輸の協力によるラッピングトレーラーの展示、
ルパン三世コスプレ撮影ツアーやオリジナル謎解きゲームにスタンプラリー、そしてオリジナルグッズの販売がありました。
このように、「ルパン三世フェスティバル in浜中町」は、様々なイベントが盛りだくさんの面白いフェスティバルとなっていました。また、町一丸となってルパン三世で町おこしをしているので、ルパン三世のコスプレをしやすい雰囲気が作られており、老若男女問わず非常に多くの人がルパン三世一味になりきって、フェスティバルを全力で楽しんでいました。
そして同時開催となった「きりたっぷ岬まつり」では、浜中町を舞台としたテレビアニメ「ルパン三世 霧のエリューシヴ」やTBSテレビドラマ「Eye Love You」のロケ地になった湯沸(とうぶつ)岬灯台が一般人向けに開放されました。
普段は立ち入ることのできない灯台の内部や上部を見学することができるほか、
岬からは運がよければ、野生のラッコを見ることができます。
私も生まれて初めて灯台に登って雄大な自然を眺めたり、滅多に見ることのできない野生のラッコを観察したりすることができ、北海道の自然を感じるとても貴重な体験をすることができました。
最後に私が訪れた場所は、同じく浜中町にある霧多布(きりたっぷ)湿原です。
霧多布湿原は希少な動植物の生息地となっており、大気の温度や湿度を調整する地球の環境調整を担っているほか、毎年たくさんの渡り鳥がやってきます。
1993年には、「湿原の保存に関する国際条約」であるラムサール条約に登録され、湿原の生態系が国際的な評価を受けており、「NPO法人霧多布湿原ナショナルトラスト」が現在も保全運動を行っています。
実際に木道を歩いてみると、田んぼのあぜ道を歩いているようなゆっくりとした雰囲気や、広大な自然を感じることができ、虫の声を聞き、渡り鳥を観察し、遠くにそびえる山々を眺めるという経験は、心のリフレッシュになりました。
まとめ
私は、今回初めて北海道 浜中町を訪れました
が、ルパン三世のイベントや雄大な自然を体感することができ、とても楽しく貴重な経験をすることができました。
ルパン三世が好きな方や北海道の自然に興味がある方は、ぜひ北海道 浜中町へ訪れてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?