web古地図散歩 若松河田~江戸川橋4
当舎が町歩きイベントとして開催している「古地図散歩に行こう!」をweb上に再現しました。約5キロを3時間ほどかけてお客様に実際に案内している内容を再現したものです。1~6回のうち、1回目だけ無料でお読みいただけます。2回目以降は有料でのご購読となります。2~6回はそれぞれ150円、1~6すべてと配付資料が載っているマガジンは600円です。
酒井屋敷の人々
3代将軍徳川家光から絶大な信頼を得て、その子家綱、のちの4代将軍ですね、その行く末を託された酒井忠勝ですが、実は家光より17歳も年上でした。家光は病弱だったともいわれておりまして、47歳の若さで死んでしまったんですね。一方で忠勝は当時としては長生きで、75歳まで生きて家光と家綱を支えています。
酒井家は大きな屋敷を現在の矢来町に持っていたわけなのですが、明治維新があると他の大名と同じように、屋敷のほとんどは明治政府に接収されてしまいます。そして伯爵家となった酒井家は矢来町の屋敷の敷地の一部に本邸を建てて住んでいました。その本邸のあった場所は戦後には銀行の寮となり、現在はみずほ銀行の社宅になっています。
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