春学期終了! 銭湯班の活動はますます加速!!
○はじめに
皆さんこんにちは! 銭湯コミュニティ班に所属している社会共生学部公共政策学科3年の小平海人です。 今回約1年ぶりにnote記事を担当します。この新しいメンバーと活動をはじめてもうすぐ半年が経とうとしています。私はこの期間がとても一瞬のように感じています。あまり年はとりたくないものですね…(まだ21歳)
これまでをふり返ると、とても充実していたと感じます。その中でも、今回は7月に行なわれた授業の「中間報告会」と、豊島区民社会福祉協議会が主催する「区民ミーティング」について、書いていきます!
○中間報告会
このnoteを読んでくれている皆さん、「中間報告会ってなんぞや?」と思っていることでしょう。
以前の記事で少し紹介をしましたが、銭湯コミュニティ班は、地域の課題解決を実践する地域プロジェクト「すがもプロジェクト」という授業で活動しています。このプロジェクトには、複数のテーマがあり、他に5つの班が課外活動しています。
中間報告会は、全ての班が前期の活動内容を「concept: 何のためにやるのか」、「target: 誰を幸せにしたいのか」、「process: どのように進めるのか」、「tool: 何を使って進めるのか」、という観点で報告し、これまでの成果と今後の展望を共有する場です!
私達の班では、これまでの成果として取り組んできたヒアリングとアンケートを共有しました。
ヒアリングでは、現在の地域コミュニティの問題について、豊島区の銭湯経営者の方、CSW(コミュニティソーシャルワーカー)、北区の区議会議員にお話を聞き、大学周辺地域の課題を整理できました。またアンケートでは、鴨台盆踊りで実施・回収した「銭湯コミュニティ形成に関するアンケート」の分析結果を報告しました。そして、これらの結果を踏まえて秋学期の展望について共有し、それに対するフィードバックを他班の方々からいただきました。
私が報告したテーブルでは、「去年の大事な箇所は残しつつ、秋学期に向けての準備が明確になった地域課題などから順調にことが進んでいるように感じた」等と感想を頂くことが出来ました。また、別の班とコラボで企画を行ないたい等の意見もありました!
他のテーブルでは、「観光班が企画で稲荷湯を活用したいので協力してほしい」と言われ、自分たち以外の班と銭湯の繋がりをつくれる可能性を見出せたり、「外国人向けの企画をやってみるのはどうか」というアドバイスをいただき、今までの企画のターゲットの偏りに気づくことができた、などメンバーそれぞれが新たな気づきや視点を得ることができたと話していました。
これは秋学期以降の活動に期待が持てますね!!
○区民ミーティング
中間報告会も終わり夏休みが始まりましたが、銭湯コミュニティ班の活動は止まりません!
7月末にヒアリングにご協力を頂いたCSWの方からごお知らせを頂いた巣鴨周辺地域の住民が参加する区民ミーティングに、参加してきました! 概要としては豊島区民地域福祉活動計画(としまNICEプラン)に基づいて、様々な地域課題を共有してどのような協力が出来るかディスカッションを行なうものでした。
参加してみて、銭湯コミュニティ班の触れてない部分での課題を数多く知ることが出来た一方で、これまでで得たノウハウや、アイデアを様々な地域課題に応用できる事を再確認することが出来ました。また巣鴨に通う大学生である私も地域コミュニティの一員として、これら地域課題を「自分ごと」として再認識する機会となりました。
改めてこの区民ミーティングでは地域の様々な方と交流が出来ました。今後、銭湯コミュニティ班として活動していく中で、関わることがあるかも知れないと思うと、これからの活動もより一層楽しみです!
○これからの活動について
後期からは、いよいよ銭湯コミュニティ班が主体となる「メインプロジェクト」を実践していきます!
これまでのヒアリング等の成果を踏まえて、地域課題の解決に寄与する銭湯コミュニティの形成を促す企画を策定し実施していきます。この夏休み期間、班のメンバーは、企画案を出し合い、班員だけで難しいところは銭湯の方々にもご協力を頂きつつ、メインプロジェクトの実現のために日々話し合いを重ねています。
並行して、銭湯コミュニティ班では、11月9日に大学の南門で行なわれる「第4回種子地蔵縁日」での企画実施や、大学内で開催される「Tais Pitchコンテスト」への参加をしていく予定です!
さて、今回約1年ぶりに執筆していきました。いつも書きたいことが多すぎて、活動が充実していると感じます。
私は、「大学生らしい後悔の無い生活」を送りたいと思っています。大学生らしさは、勉強も遊びもバイトもたくさん“経験”することだと思います。その点、すがもプロジェクトの活動からは、“実践を伴う学びの経験”が得られると常々感じます。この記事を読んで少しでも気になった学生がいましたら、是非、わたしたちと一緒にすがもプロジェクトの活動をしていきましょう。
次回もお楽しみにー!
銭湯コミュニティ班 3年
小平 海人