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キャンパス農園班の2023年を振り返る
はじめに
こんにちは!キャンパス農園班所属の文学部日本文学科3年の飯田祥波です!
今年度の活動も残り一か月となりました。活動はまだまだ続けていきますが、今回は2023年度の「キャンパス農園班の一年」を振り返っていきます!
また、先日「にっぽんの宝物」のJAPAN大会に参加してきました! 前回の記事で紹介したエリア予選の後、JAPAN大会に向けてどんな準備を行ったのか。また結果はどうなったのか.….…。この大会の様子は社会共生学部社会福祉学科4年の柴田星夢が紹介します!
2023年度の主な活動振り返り
第11回鴨台祭
6月3,4日に大正大学にて「鴨台祭」が開催されました!
農園班の活動としてはじめての大きなイベントである「鴨台祭」では、来場者の方々に向けてキャンパス農園ツアーを実施しました。このツアーはキャンパス内を周りながら、栽培している野菜や取り組んでいる活動について紹介するものです。
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多くのメンバーが、はじめて自ら農園を紹介する機会となりました。メンバー間で練習を行い、説明する内容や流れを何度も確認しました。緊張しながらも自分が学んだことを参加者の方に伝えることができ、成長のきっかけとなりました!
第13回鴨台盆踊り
7月7,8日には「鴨台盆踊り」が開催されました!
盆踊りで私たち農園班は「金魚掬い」と「提灯づくり」の2つの出店をしました。
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どちらも大盛況で、遊びに来てくれた大学周辺に住む子供たちの笑顔を沢山みる事が出来ました! 特に提灯作りは新しい試みでしたが、とても人気で早々に売り切れてしまいました。用意していた提灯が少なかったことなど、反省点はありながらも、皆さんの夏の思い出になるような楽しい企画になったのではないかと思います!
種子地蔵縁日
今年は「種子地蔵縁日」が11月11日(土)に大正大学で開催されました!
農園班からは大学芋の販売、ポップコーンの販売、農園ツアー(テラスでの芋ほり)の3つの企画を実施しました。
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大学で育てたさつまいもを料理し大学芋として出したり、農園ツアーに参加してくださった方々に芋ほりを体験してもらったりと、様々な方に私たちの活動を知ってもらうきっかけになったと思います。来年の種子地蔵縁日も皆さんが楽しめ、学べるような企画を実施したいと思いますので、ぜひ遊びに来てくださいね!
オープンキャンパス
農園班は一年を通してすべてのオープンキャンパスで来校者に向けてキャンパス農園ツアーを実施してきました!
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季節によって植えている野菜が変わるため、その時栽培しているものについて適切に紹介できるように練習しました。
また、大正大学に興味を持っている高校生やその保護者の方に自分たちの活動を紹介することで、すがもプロジェクトにも興味をもってもらえるように工夫しました。
その他活動
他にも1年を通していろいろな活動に挑戦しました!
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下:伝統野菜の栽培
埼玉校舎では都市などの狭い土地ではなく、広い土地を活かした農園を学び、実際に種を植えたり、収穫を行い自然に触れました。
また、移動式のプランター(レイズドベッド)を自分たちで組み立てたり、東京の伝統野菜を育て、野菜の特徴や歴史を地域の方や学生に向けて発信してきました。
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下:銀座ミツバチプロジェクト主催のイモリンピックへの参加
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下:としまMONOづくりメッセへの参加
大学やすがもプロジェクトが主体のイベントだけではなく、企業や事業者の方々が集まるイベントにも参加しました。
これらの活動に農園班として参加し、この班の活動で得られた経験はすごく貴重で有意義なものだったと感じています。
「銀座ミツバチプロジェクト:銀座ミツバチプロジェクト - (gin-pachi.jp) 」
「としまMONOづくりメッセ:としまMONOづくりメッセ | TOP (toshima-messe.jp) 」
個人所感
この一年はコロナも以前より収まり、積極的に活動をした一年でした。私自身初めての経験を沢山させていただいた一年であり、都市農園の技術や伝統野菜の歴史、そしてグループで活動をする難しさなど多くの学びを得ることが出来ました。今後のキャンパス農園班も地域を活性化させるような活動、そして地域だけではなく私たちも共に成長できるようこれからも活動を積極的に行っていきますので、どうぞよろしくお願い致します。
にっぽんの宝物の結果発表!!
さて、ここからは2月20,21日に開催された「にっぽんの宝物」JAPAN大会の様子と結果について紹介します!
「にっぽんの宝物」JAPAN大会とは
前回の記事にあるように、我々キャンパス農園班は「にっぽんの宝物グランプリ」に出場しました。そして今回参加したJAPANグランプリの前身であるオンライン大会では、「審査員特別賞」をいただき、見事本戦出場を決めることができました!!
大会の詳細は上の記事に載っています。お時間のある際にお読みいただけると幸いです。
発表内容のブラッシュアップ
JAPAN大会に出場するにあたって、オンライン大会よりも更に気を引き締めて準備する必要がありました。具体的には、プレゼン内容と紹介動画のブラッシュアップ、またライブ配信の代わりとして試食を提供する為の模索と実践です。
前回はライブ配信を活用し植えている野菜やプランターなどを紹介するだけに留まったのですが、今回は南門で育てている「大蔵大根」を加工し試食として提供しました。具体的にはJAPAN大会当日の朝に収穫・加工した大蔵大根を、農園班自作の味噌とフキ味噌を添えて笹に包んで提供しました。
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試食として用意した食材の全ては大正大学産のものを使っていて、味噌に混ぜた「フキ」も7号館3階テラスで収穫したものです。大根の切り方から味噌の添え方や笹の包み方まで、本番前日も話し合うなど、幾度と無くブラッシュアップを繰り返し本番のプレゼンに臨みました。
結果
今回のJAPAN大会の結果は、、、、、
なんと、、、特別賞「ローカルコミュニティー賞」をいただきました!!!
そしてこの賞は、審査員の方々が私たちの活動を評価し、新たに設けられたものです!!
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正直、企業がブラッシングを重ね試行錯誤の結果に生み出した自社製品をプッシュする催しで、我々の商材は異端です。ただ、多くの人に都市農業を知ってもらい、大正大学を知ってもらい、一粒万倍のように広域なインパクトを残すべく奮闘しました。その結果として、我々の活動内容が日本の原石と認められ、今回の特別賞につながったと考えています。
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グランプリや準グランプリといった賞を取れなかった点は悔しいところではありますが、我々のために新たな賞を設けて頂いたという事は、我々が新たな賞を作り出したとも言い換えることができます。既成概念に囚われることなく、班員や研究員、教職員の方々が日々協力しながら創意工夫を重ねた結果の収穫物です。にっぽんの宝物の運営の方々や大正大学関係者をはじめとする、関係者のみなさまには、班員一同心から感謝してます。貴重な経験をさせていただき本当にありがとうございました。
大会を通じて感じたこと
また今回の催しをきっかけに、多方面で果敢にチャレンジする多くの大人と関わりを持つことができました。地方でナチュラルベースの農業を行う方や日本の発酵技術を世界に発信しようとする方、ぶどうの燻製や加工を行う兼業農家の方など多岐に渡ります。
例えば、アフリカに長年滞在した際日本の芸術や伝統の素晴らしさを再発見し、現在は日本国内やフランスなどで掛け軸の修正を手がける「株式会社マスミ東京」の横尾さんは、若い世代にも禅や掛け軸について知ってもらいたいとおっしゃっていました。2月の後半には葛飾北斎についての講演会を行うなど精力的に活動を行っていますが、大正大学で講演会があれば是非参加したいとおっしゃっていました。今回の催しを機に新たな催しが生まれることを心から望んでいます。
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最後までご覧いただきありがとうございました!
来年度も新たなメンバーで色々なことに挑戦していきます!
にっぽんの宝物:にっぽんの宝物|公式|地方に隠された宝物を選ぶグランプリ|日本 (undiscovered.jp)
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文学部日本文学科3年 飯田祥波
社会共生学部社会福祉学科4年 柴田星夢