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第10回鴨台祭体験記①~第7回対面開催と比較して見えたコロナ禍の対面開催~
筆者含め2019年度に入学した学生はコロナ前の鴨台祭(2019年 第7回)を対面で経験することができた世代です。2020年と2021年の鴨台祭はオンライン開催を経験し、今回の第10回鴨台祭は3年ぶりの対面開催に参加しました。そこで今回は2019年の鴨台祭を思い返しながら、今回の鴨台祭がどのような状況で開催されたのか比較してまとめていきたいと思います。
2019年の鴨台祭
2019年の鴨台祭にて筆者は当時所属していた手品サークル(2021年3月をもって閉部)とすがもプロジェクトの前身であるサービスラーニングの2つの団体を通じて参加していました。正門から通る道にはゼミやサークル団体による模擬店が並んでおり、焼きそばやたこやきなど定番の軽食が扱われていました。
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私が参加していた手品サークルは手品の実演発表と共にカクテル風ドリンク(味付シロップを炭酸水で割ったもの)を販売していました。
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またサービスラーニングでは「おやこカフェ」と題し、ジュース・お菓子の提供と共にシルクスクリーン(※孔版画技法の1つで穴の有無でインクを生地につけるものです。)のワークショップを開催していました。
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当時筆者はサークルの実演発表に力を入れており、他の団体を多く見ることができなかったのですが、各棟ほとんどの教室で発表や展示の催し物が行われていました。また屋内にいても歓声が聞こえるほど屋外ステージも盛り上がりを見せていました。
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2022年の鴨台祭
今回開催された鴨台祭に参加してみて、個人的に感じた第一印象は「規模は縮小しているけど少人数で楽しめる企画ばかりで楽しい!」という気持ちがありました。模擬店はサークル団体でベビーカステラ・ラムネ・駄菓子の販売がされていました。
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屋内は使用されていない教室が多くあり、3年前筆者がサークルで使用した教室も今回は閉鎖されていました。
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そうした中で10号館食堂ではお弁当とすがもプリンの販売をしていました。ここが模擬店と一緒に人気が高く、両日ともお昼頃には売り切れになる盛況ぶりでした・・・
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そして屋内の様子を見て感じたのが、展示体験を通じて感染対策の工夫を凝らしており、少人数でも考えたり見たりして楽しめるような団体企画が多かったように感じます。例えば戦国史愛好会さんでは展示を見ながら謎解きをしていく形式になっており、答えを探しつつ勉強になる企画になっていました。
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次に美術部さんの展示は鉛筆画や漫画風なタッチなど多彩な絵が展示されており、更に壁にはテープでT-duckが描かれており、強いインパクトを受けました。
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またすがもプロジェクトの1つであるキャンパス農園班によるキャンパス農園ツアー企画では、今まで非公開になっていた農園を見ることができたり、今栽培されている野菜や果物などをわかりやすく教えていただいたりしました。
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屋外ステージはじめ発表企画では感染予防のため、歓声を出す代わりに拍手で盛り上がることが呼びかけられていました。観客の皆さんは拍手による盛り上がりに応じている様子が見受けられましたが、筆者が驚いたのは少年Tさんの時の屋外ステージライブ。観客の中にペンライトを持参して楽しむ方が多数いらっしゃいました。感染対策にそって、それぞれライブの楽しみ方を工夫して盛り上がっている姿を見ることができました。
まとめ
フィナーレでお知らせされた第10回鴨台祭の来場者数は8,940人でした。感染対策のため規模の縮小化を感じた一面もありましたが、その一方で各団体が少人数でも楽しめるような企画で盛り上げていたと感じています。また参加者によって盛り上がり方を工夫している様子が見受けられ、改めて対面開催で行われる鴨台祭の魅力を発見できたように思います。筆者自身、大学生活最後の鴨台祭を対面で参加することができて良かったです! 来年の鴨台祭が更に盛り上がるものになるよう願いたいと思います。
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ライタープロフィール
文学部歴史学科日本史コース 4年 山中 若菜