キャンパス農園班1年生による鴨台盆踊りレポート
1,はじめに
みなさんこんにちは。本年度からキャンパス農園班で活動しております。地域創生学部1年の野沢です。最近ますます暑くなってきて夏をより一層強く感じますね。さて、今回のnote記事では7月の5日、6日に開催された第14回鴨台盆踊りについて紹介したいと思います。
2.鴨台盆踊りについて
まず初めに鴨台盆踊りについて説明したいと思います。鴨台盆踊りとは、毎年7月の第一週目の金曜日、土曜日に行われる盆踊りのイベントです。近年では、巣鴨三大盆踊りの一つと称されています。今年はなんと1万人以上の方に来場いただきました。鴨台盆踊りの大きな特徴は「大学生が作る盆踊り」として授業の中で学生が中心となって企画運営を行うことです。そんな鴨台盆踊りに私たちキャンパス農園班も金魚すくいと提灯・団扇絵付けワークショップを出店しました。
3,毎年恒例の金魚すくい
今年もキャンパス農園班では金魚すくいを出店しました。トロ船を泳ぐ金魚を眺めていると思わず見とれてしまいますね。今回は1000匹の金魚を用意しました。2日目は大雨の影響でお客さんが少なかったものの準備していたポイを完売することができました。
4.今年で2年目 提灯・団扇絵付けワークショップ
昨年に引き続き野菜スタンプを使った絵付けワークショップを行いました。昨年は「キャンパス農園班の活動を知ってもらうため」という目標でワークショップを行いましたが、今年は昨年の目標に加え食育の観点から「野菜スタンプを通して食への興味関心を持ってもらう」という目標を加えました。小学生や幼稚園生などをターゲットとしたためできるだけ身近な野菜を選びました。今年度は、昨年の反省を生かし、整理券を作成したことでより多くの方に野菜スタンプを楽しんでいただきました。
5.余った金魚を用いてアクアポニックス!?
金魚すくいを。そこで、余った金魚をアクアポニックスに活用しました。ここではアクアポニックスについて軽く説明します。まず魚のフンや食べ残しなどを微生物が分解します。分解された有害物質は植物が吸収しやすい栄養素へと変わり栄養豊富な水により植物が成長します。この仕組みは水槽内の水がきれいになるだけでなく少ない資源で魚も植物も育てることができ、サステナブルな仕組みになっています。3号館1階では現在アクアポニックスを小規模でモデル化したものがあるので是非ご覧ください。
6.鴨台盆踊りでの出店を振り返って
今年も多くの人に楽しんでもらえたことで頑張って準備した甲斐がありました。私自身、大学のイベントに出店をするのが初めてだったので一抹の不安もあったのですが農園班の皆さんと出店することができ、大変素晴らしい経験となりました。また、今回はボランティアの方々にも運営にご協力いただいたため無事に2日間運営することができました。来場してくださった方々、並びにボランティアとして協力していただいた方々にこの場を借りてお礼申しあげます。来年は今年の反省を生かし、さらにパワーアップした農園班の出店企画をご期待ください。
7.夏休みにはキャンパス農園班による「巣鴨芋人プロジェクト」
現在キャンパス農園班では「巣鴨芋人プロジェクト」という企画を進行中です。「巣鴨芋人プロジェクト」とは、巣鴨、滝野川周辺地域の事業者様にサツマイモを育ててもらい、育ててもらったお礼として巣鴨芋人という焼酎をお渡しするプロジェクトです。このプロジェクトを通して様々な事業者様とのパートナーシップの強化や都市農業の普及、緑化推進活動を行いたいと考えています。
8.おわりに
キャンパス農園班ではこれからもキャンパス内での農作業やグリーンインフラ、NbS(自然に根ざした社会課題の解決策)の普及、推進を行く所存です。また今後数々の新たなプロジェクトを作っていきたいと考えています。この記事を通じて、キャンパス農園班の活動について皆さんに知っていただければ幸いです。今後とも応援よろしくお願いいたします。
執筆:キャンパス農園班
野沢奏