「定量評価」と「定性評価」〜「できるリーダーは失敗が9割」読書日記
本投稿のGOAL:
・「定量評価」「定性評価」の違いがわかる。
・各々が属する組織が「定性評価」をどのようにしているか振り返り、自分なりの考えを持つことができる。
アルカスユース熊谷、ヘッドコーチの菅原です。
本日は読書日記です。
読んだ本はこちら↓
「できるリーダーは失敗が9割」(小山昇著、マガジンハウス発行)
1、著者紹介
「ダスキン」のフランチャイズ事業を展開する「株式会社武蔵野」代表取締役社長。
中小企業のコンサルタント業務も手がけており、「売り上げを伸ばすためにはお金の使い方が大切」「遊びも経営も同じ頭でやる」「多くのことを教えるより、ひとつのことを徹底的に指導する」などといった逆転の発想のもと、本社の全面公開や講演会等も開催しながら、数多くの企業の業績改善を実現。その一方、「人は教育で変わる」という信念のもと、多くの「ダメ社員」を更生させる時代に合わせた人心掌握術、社員への徹底した残業管理等で、当初「スーパーブラック企業」であった武蔵野の経営を、見事に軌道に乗せるなど、そのリーダーシップが注目を集めている。
具体的な方策は、是非本書にてご覧ください。
2、「定量評価」と「定性評価」
本書には数多くのインプットすべき情報が盛り込まれていたのですが、私がもっとも気になったのがこの言葉です。
皆さん、ご存知ですか?
私は初めて聞きました。
・「定量評価」:数値化できる項目の評価
・「定性評価」:数値化できない項目の評価
です。
もちろんご存知の方々も多いとは思いますが。
組織のリーダーは、以下構成員を評価しなければなりません。
当然評価項目を決めます。
「定量評価」は、例えば売り上げ。数字を示して客観的かつ明確な評価ができます。言わずもがな、結果を評価する際に多く用いられます。
一方「定性評価」は、例えば「一生懸命仕事に取り組んでいるか」といった数値化しづらい、主観が介入しやすい項目に対する評価を指します。プロセスを評価する際に用いられることが多いのではないでしょうか。
これを、業績上位者には「定量」を重視して、下位者には「定性」を重視して評価を行う、と小山氏は言います。
3、「定性評価」、皆さんはどうしていますか?
業績下位者には「定性評価」を中心に行う、ということは、「定性評価」の充実こそ組織の底上げにつながる、ということになります。
業績下位者の「定性評価」が高まれば、それはその社員たちの自己肯定感はもちろん、組織に対するロイヤリティ(忠誠心)、ひいては組織全体の利益が向上しますよね?
これって、物凄く大切じゃないですか?
結果だけでなく、プロセスも評価してもらえると、モチベーションが上がりますよね。
ただ、「定性評価」なんです。
数値化できないんです。
評価するリーダーのブレない「信念」こそが評価基準なのでしょうが…。
皆さんはどうしていますか?
ご意見をお待ちしております。
本日もお読みいただき、ありがとうございます。
ARUKAS YOUTH KUMAGAYA ヘッドコーチ 菅原悠佑
ありがとうございます。今後ともアルカスユース熊谷をよろしくお願いいましたす♪