適材適所
本投稿のGOAL:
「適材適所」の意味を、今自分が置かれた状況をイメージし、考えられる。
アルカスユース熊谷、ヘッドコーチ の菅原です。
先程まで、アルカス熊谷の宮崎氏、女子15人制ラグビー日本代表のアシスタントS&Cコーチである池澤氏と、Zoomでミーティングをしていました。
昨日に続き、今回も大変実りの多いミーティングでしたので、後日またアウトプットしたいと考えています。
高校時代に、とある本を読みました。
ただ、作者、題名をどうしても思い出せません。
私は読んだ本は、売るか人にあげるか処分するタイプなのですが、印象に残った本は手元に残しておきます。
ですからその本も残っているはずだと、熊谷の自宅の本棚を探してみましたが、見つからずでした。
その本の何が印象に残っているかというと、そこには、
「適材適所」
の考え方が書かれていました。
「適材適所」の意味は、
「人をその才能に適した地位・任務につけること。」(広辞苑第五版 岩波書店)
です。
言葉の原義に全く異論はないのですが、私が高校時代に読んだ、題名を思い出せないその本には、
「世の中は、全て適材適所でできている。」
と書かれていました、確か。
どういうことかと言うと、世の中の大抵の人は組織に属していて、その中で大なり小なり、
「こいつはこの組織には向いてない。」
「人選を間違えたな。」
「自分はここでは力を発揮できない。」
という感情を持たれたことがあるのではないでしょうか。
しかしその本には、
「世の中は、全て適材適所でできている。全て、今の状況・人選がベストなのだ。」
と書かれていたのです、確か。
そんなわけないだろう、と感じましたが、少し視点を変えると、
「自分が考えるベストの状況・人選が、本当にベストなのかは、確かにわからないな。」
とも考えました。
要は、
「ベストを『選択する』のではなく、『出した答えがベストになるよう努力する』べきだ。そうすれば、今がベストになる。」
ということが、その本の主題でした。
高校生ながら、この考えに衝撃を受けました。
そしてこの考えは、現在も私の根幹にあります。
実際、アルカスユース熊谷のヘッドコーチにチャレンジするチャンスを得ましたが、怖くて仕方ありません。
「結果が出なかったらどうしよう。」
「周囲を失望させてしまうのではないか。」
ネガティブな思考が常に付き纏います。
それこそ私の人選が「適材適所」なのかわかりません。
しかし、「本当にわからないな」とも思います。
確かに怖いですが、本当に「適材適所」の可能性もあります、よね?
何にせよ、今の自分にできることは、
「自分自身でしたこの選択を、自分自身で正解にする。」
ことです。
私は人に恵まれています。
周囲には、私を助けてくれる心強い援軍がいます。
皆さんを信じて、自分の力を信じて、ゴールに一直線に進んで行けるよう、この期間にしっかり準備します。
そして心当たりのあるどなたか、題名がわからぬ本の題名をお教えください。
本日もお読みいただき、ありがとうございます。
ARUKAS YOUTH KUMAGAYA ヘッドコーチ 菅原悠佑
ありがとうございます。今後ともアルカスユース熊谷をよろしくお願いいましたす♪