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位置情報ゲーム/旅行の記録に利用する

“ビットにゃんたーず “(通称ビトにゃん)は現実世界をネコと一緒に歩く位置情報ゲームです。

今回はビトにゃんのネコスポットを利用した“旅行の記録”について書きます。

旅行の記録と書いてますが、散歩、ランニング、少し遠出しただけ、等の記録と捉えてもいいです。こんな使い方ができたらいいなと思っています。

はじめに

旅行の記録の仕方は人それぞれです。

例えば、旅先でスマホで写真撮って保存する。デジカメで撮って現像してアルバムに綴じる。SNSやブログで動画、写真、文章で旅を共有する。あるいは自分だけの日記帳に書く。

色んな形がありますが、ネコスポットを利用した"旅行の記録"というのは、それらとはちょっと違う手段だと思います。

そもそもネコスポット(黄色の鈴)はある地点の位置情報が表示されているスポットです。 

写真、位置、名称、説明文が正確で、はじめて承認されたスポットになるので、ある場所で一度発生すると基本的に移動することはありません。

ただし、発生したネコスポットの詳細を確認しようと思ったら、その地点まで行く必要があります。

本題

そこで本題です。

それらの特徴を生かすと、旅先で作ったネコスポットはオリジナルのスポット情報として、いつまでも旅行の記録として残すことができます。

そもそも同じ地点のネコスポットでも、人によって作り方が違います。名前の作り方、写真の撮り方、説明分の書き方、鈴を置く位置。正確で分かりやすい必要はあるけど、正解はいくつもあるので、自分だけのオリジナルのネコスポットができるはずです。

例えば、特長はあるけど名前が付いていないオブジェがあったとします。

これを登録しようと思うと、まず自分で名前をつけて、写真は正面から?斜めから?朝に?夕方に?撮るのがいいのか、説明分にはその名前をつけた理由、歴史、おすすめ情報、スポット申請するまでの経由等を載せても面白いかもしれません。(私的すぎたら良くないでしょうけど、訪れた人に見てもらう価値が多少でもあれば承認されると思います。)

"不便"な旅行の記録

今のところ、旅行先で作ったネコスポットは現地まで行かないと詳細が分からないそんな不便な一面がありますが、良い面でもあると思います。

例えば、スマホに保存した写真は手軽に見ることができます。それこそいつでも簡単に見れます。便利で良い事だけど、簡単すぎると有り難みが少し薄れる気がします。また、大量になってきて写真整理されていないと、印象的だったもの以外は後から見てもどこで撮った何の写真かよく分からない事もあります。

SNSなどで友達と共有するのは楽しいですが、一緒に旅行をした人、旅行をしたことがある人でないと分かりづらい点があります。そして記事を更新すると以前の話は過去のものになります。(もちろんいい面もたくさんありますが、ここでは省略)

旅行先で共有できる記録

それらとネコスポットの記録の違いは

・その地点に行けば、似た経験をしていて共感されやすい。

・その地点に行けば、旅の記録を思い出すことができる。

つまり、昔作ったネコスポットはそのまま残っています。自分の名前付きで。

なので、たとえ自分が忘れていた記録でも、現地に行けばネコスポットが記録しているので思い出しやすいです。

どこまで思い出せるかは人それぞれだと思いますが、ネコスポットを作った事実だけとは限りません。作った時期、誰かと一緒に来たこと、旅の経路や日程、当時どんなこと考えていたかも懐かしく思い出せるかもしれません。

誰かと共有する

スポットのある地点に行った人だけが分かる旅行の記録なので、プレイヤーであれば誰でも共有できます。

気持ち悪さを覚える人もいるかもしれませんが、同じ経験をしたからこそ分かってもらえる共感もあると思います。

公園の遊具にネコスポットを作ってその説明文に、"たぬきの遊具です、ボロボロになってきて可哀想です"とか、"このジャングルジム変な形してて楽しい"とか。実際に行った人は実物を見ていたり体験しているので共感しやすいです。

あるいは、散歩コースにネコスポットを作って"駅から◯◯橋の散歩コース、ここは休憩ポイントにおすすめ!"とか"このベンチはよくハトが飛んできますのでフンに注意!"とか。これはおそらく現地に行った人にしか分かりづらいでしょう。

友達・家族と楽しむ旅行の記録

ユーザー名を互いに教えあって楽しむ記録もありそうです。

友達や家族と色んな場所をネコスポットにしていったら、一緒に作った旅行の記録になります。旅行先で作ったネコスポットを別の日に友達が訪れたら、"こんなコース歩いたってすごいな"、"そのネコスポットの場所、当時すごいお祭りがあって"って話になるかもしれません。

家族旅行で子供が小さい頃に、旅先でスポットを作っておくと、その子供が大きくなって、プレイヤーになった時そのスポットを見つけたら、どう感じるでしょう。

あるいは、作成者が亡くなっても、残るスポットを歩いて巡る、故人を偲ぶ歩き方があるかもしれません。世代を超えて繋がりが残っていたら、感慨深いものがあります。

少し良い点ばかり書いたので悪い一面も。

恋人同士・夫婦同士で教えあっていた場合、ケンカに発展することもありえそうです。

ネコスポットが動かぬ証拠というやつです。一緒に行動してネコスポット作る分には、楽しいと思います。しかし、二人でいつか行きたいねって話してた場所に、たまたま一人で行く機会があって作ったネコスポット、それをパートナーに見つけられたら火種になりかねません。

あるいは普段は行ける場所じゃない所にネコスポットを作って見つけられたら、束縛の強い人なら浮気を疑われる可能性もあります。疑いだけじゃなくて事実だったとう場合もあるかもしれませんが。。

リスクについて

"旅行の記録"として利用できるネコスポットの良い面について書いてきましたが、リスクもあります。

・自宅、通勤通学、よく行く店など、自分の身近な場所だけでネコスポットを作ると、他人に行動範囲がバレやすい。

・その地点において不都合や仕様変更などがあると、ネコスポットが修正・削除される

行動範囲のバレについては、ネコスポットを生活圏以外にも増やす、他プレイヤーのネコスポットが増えると分かりづらくなる、本名とユーザー名の繋がりをやたらと広めない等で対策できると思います。多少行動範囲を絞られたところで大して影響はない気もしますが、そこは考え方、気をつけたい方は対策をした方が良いと思います。

最後に

前提条件として、ビットにゃんたーず (ビットハンターズシリーズ)が一般的に普及することがあげられます。

プレイヤーが少なければ、スポットの価値が小さいし、最悪の場合、ゲーム自体が終了してしまって全て消える可能性はあります。

普及しさえすれば、今回あげた"旅行の記録"としての価値が出てきそう、さらに他の使い道も考えられる。

そんな期待を込めて、記事を書きました。

下記、公式サイトからゲームを始められます。

下記、雨乞@aruk_hunterのツイッターです。ビトにゃん関連つぶやいています。



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雨乞@アルクハンター
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