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東京という一様な世界〜グリーンコーリーング〜

今日、文教区役所の展望台から東京を眺望した。

綺麗な眺めだった。

高いから全てを見渡すことができる。

スカイツリーの全長を目視できた。

東京を眺めているうちに気づいたことがある。

東京は区切られていない。

東京は一様である。

どこまでも「都(みやこ)」が続いている。

斬新な建物がいくらあろうと、それは都の一部である。

世界を区切る、川や海や自然がない。

正確に言えば、まだ現存はしているのだが、人間が取り扱いやすいように改良され、都の一部になってしまっている。

東京では人間が自然に勝っているのだ。

福岡や宮崎など、東京と比べ田舎なところでは、都がいつまでも続く感覚がない。

ちょっと進めば、人間が操ることが出来ない強大で恐ろしく神秘的な自然の景色を堪能することができる。

福岡タワーなど、高いところから見ると一目瞭然である。

海や川や森が人間にコントロールされているのではなく、我々が海や川や森に協調するような努力をしている。

田舎は区切られている。

田舎は多様である。

美しきかな自然。

グリーンコーリーング。

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