『最高のよふかしには最高の「間」を』アニメレビュー「よふかしのうた」
こんにちは。
今日の独り言はアニメ「よふかしのうた」です。
えっ、一回紹介したって?
前にマンガ版のレビューもしましたが、今回は「アニメ」の方です。
先週に最終回が放送され、その熱が上がったまま今書いています。
原作のマンガのレビューもよければお先に、、、、
あらすじや設定はこっちの方が詳しく書いてます。
なんで、2回も同じ作品をレビューするのか?
そりゃアニメ作品として最高だったからです。原作ファンである僕もむっちゃいいと唸るほど。普段そこまでアニメを見るタイプではないんですが夏のクールは、「よふかしのうた」と「リコリス・リコイル」の二つは追わなきゃいけない使命感に駆られるほどでした。(リコリコについてはまた近いうちに)
今回は、前半に初見さん向けにアニメの魅力、後半にマンガファンやアニメ視聴済みの人向けの感想レビューと言った感じでいきます。
アニメの魅力について
今期夏アニメの覇権とまで最終的に言われた本作。何がそんなに良かったのかネタバレなしで魅力を伝えていきたいと思います。
あらすじは、主人公の夜守コウは吸血鬼になるために吸血鬼の七草ナズナに恋をすることを目指すというもの。最初見始めると夜をテーマとした日常系アニメかなって思います。実際前半パートは、そんな感じです。とにかく、学校に嫌気がさした中学生にとっての夜の煌びやかさとか非日常の雰囲気が作画や音を通じて綺麗に表現されています。話も夜のゆっくりとした時間の流れを表すかのように、しっかりと会話の描写に「間」が取られています。
そう、このアニメを最高に引き立てたのはこの「間」だと僕は思っています。普通のアニメなら成り立たない、なんならこの間を埋めないと放送事故になったり、テンポが悪くなってしまう。しかし、この「よふかしのうた」は逆に間が必要だった。
だって、夜の魅力を伝えたいのに普段の日常と一緒では意味がない。非日常だからこそ、より夜の魅力が表現できる。結果的にこのアニメが評価がいいのは、他と違う魅力があったからかもしれませんね。さらにこの間を良くしてくれたのは、Creepy nutsの挿入歌「ロスタイム」や劇伴です。よりアニメをオシャレに彩ってくれます。
こう言った面は魅力と同時に疾走感がないので刺激がないなんて途中まで言われていましたが、このアニメの本領はここから、、、、
後半はガラッと変わります。だって、夜の魅力は静けさだけじゃない。一歩間違えば危険で刺激的なダークさも夜の魅力の一つ。そこに、吸血鬼という要素も加わってより刺激的でミステリアスな展開になっています。ここから、本当の意味での「よふかしのうた」です。
がっつりネタバレになるのでアニメの後半は次の感想で喋るので、気になった人はアニメを見てからまたここに覗きにきてください。
あっ、アマプラとかいろんな配信サイトで見れるのでお好きなところでどうぞー。
感想レビュー
ここからはネタバレ注意の感想です。最終回や最近のマンガでの盛り上がりも加味してテンション感前半と違ってたらすいません笑。
まず、1話目、、、、
いや、最高かよ。
最初に、正直アニメよりマンガ派の僕にとってアニメは原作を知るきっかけみたいなもん。アニメで人気と知ったら先にマンガ買ったり漫喫で読んだり。一応原作ファンのアニメはチェックはするけど自分のペースで読めない(見れない)から苦手のものが多かったりする。
けど、「よふかしのうた」はアニメならではの表現が詰まっていた。さっき語った間もそうだし、キャラの声や背景の抽象的な煌びやかさや反対の夜の静けさ、いやこれもうアニメ化成功だろと思った。1話の最後なんてコウとナズナの最後の飛行シーンでのワクワク感そのままにED曲「よふかしのうた」。タイミング完璧すぎて鳥肌もの。創った人神かよ。
2話目以降も挿入歌の「ロスタイム」が流れてきて、えっ新曲やんってなってここまで「よふかしのうた」にぴったりな楽曲、OPの「堕天」2つも書いてくれたCreepy nuts様に感謝。前半のパートだとOLさんのとこが個人的に好きですね。車道の真ん中に立つっていう背徳感がプラスされ、コウが社会の理不尽さに若さゆえの異議といざとなったら吸血鬼してあげるという逃げ道を作っておげるシーンを引き立ててくれました。というか、コウ君カッコ良すぎかよ。普通そんな言葉出てこんて。見た目とは裏腹に言動がストーレート。男として見習いたい。
そして後半の吸血鬼パート、前半と比べてバトルシーン追加やより人間の感情の負の部分に触れたり刺激的でギャップが最高でしたね!!!!
個人的にマンガの方で好きなエピソードの「メイド盗撮事件」の回も良かったんですが、やっぱアニメ編は探偵さん鶯 餡子登場と深夜の学校の吸血鬼VS探偵のでしたね。後から気づいたんですけど、それまでの星や街灯の明るさからくる明るい夜空の描写とはうって変わって、灰色や紫、赤で視覚的に危険な雰囲気を醸し出しているのはアニメならではの表現方法でよりギャップと恐怖や不安といった感情が見えてきますよね。てか、声優さんやアニメの劇伴や作画と相まって、登場シーン言葉は軽々しくポップなシーンなのに何処か怖さを纏っていて、今後の展開知っている身からするとこれ以上ない登場シーンですよ。
最終回迎えて思うことは、絶対2期やってくれ!!!!!!!!!!!!
ってことです。1期はこれからの導入シーンであり、この後のナズナの出生や夜の学校編、そしてハロウィン。ここは絶対盛り上がるし絶対やってほしい。いや、ほんとお願いします(土下座)。
アニメの続きが気になった人用にLINEマンガのリンク貼っておきます。
ここまで独り言に付き合ってくれてありがとうございます。
カフェで他人の独り言を隣で聞こえたくらいのテンション感で聞いていただければ幸いです。
よければスキ💌とフォローよろしくお願いします。見た感想をコメントで共有して欲しいです。
それでは、またお隣で。。。