仲間ができた
母は、幼い頃から私の『すき』と思ったものを否定する人だった。
そのうち、母の好みを無意識に選ぶ癖がついた。
思春期、仲良くなった友だちを否定された。
あんな家の子なんて。
親からの独立ができない。仲間がほしい。
そんな時、出会ったのがテレビの中の『エックス・ジャパン』だった。(当時はエックス)
髪を逆立て、派手な化粧をし、大声で叫ぶ。
当時の私には、社会への反抗に見えた。
仲間もいない、親への言いたいことも言えない私には、眩しかった。
カッコイイ‼️
ロックは、私にとって、独立するための、自分でいるための応援歌だ。
当然の如く、母には何度も否定される。
もう、無理だと思った。
『まだ、そんなの好きなの⁉️』
心に決めた。
一生、ロックを聴きつづける‼️
外国の曲も、ヘビメタだって‼️
心に決めても周りに話すことすらできない。
『…エックス、好きなんだよね、、、』
『えー、みえなーい』
否定されるのが、怖い。
やっと、本題。
先日、noteに『女王蜂』の記事を書いた。
いつも『すき』をくれる方たちから、いつもと変わらない『すき』が届いた。
ホッとした。否定されない。
意味のないすきだったかもしれない。
それでも、離れていかない。
大丈夫、仲間を作れたのだ。
少なくとも、私にとっては。
大きな音のドラムセット、キンキン鳴るエレキギター、言いたいことを大きな声で叫ぶ、ボーカル。
すきなものは、すきなままでいる。
あなたの『すき』が知りたい。
ただ、『すき』と伝えるから。
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これだ!って思った時にお願いします✨
日々、何かしています。動かないと死んでしまうマグロ系。貝のように深海で息を潜めてたり。
ふふふ。たまに海面にあがりますよ。トビウオ。