レザークラフト
革製品が好きだ。
初めて出会いは、塾で友人がもっていた筆箱だった。
後ろ向きの猫が革に描かれ、尻尾が別の革で作られていて、鋲で売ってあり、それが動くのだ。
猫が好きだったのと、革のしっとりとした肌触りに、一目惚れした。
モノに一目惚れするタイプです。
あっ、好き💕って思ったら、我が家の子としてお迎えします。ようこそ、我が家へ🏘️
というわけで、友人にどこで買ったのか、ブランド名等を聞いて、無事にお迎えできました。
次は親からのクリスマスプレゼント。
同じブランドの手帳、財布、定期入れ。
これも革製で、同じような質感。
手帳と定期入れは残っているけど、財布はどこへ行ってしまったのか?
沢山使ったから、早めに旅立ってしまったのか。
ハンズで出会ったのは、レザークラフトの材料や道具類だった。初めてキットとかも売っていて、悩んだ。
一人で仕上げれる?
結局、手は出さなかった。
思い出に残るのは、寮友のブランドバック。
弛みのラインが素敵で、フォルムに惚れた。
中古でも学生には分不相応なハイブランドで、眺めるだけだった。
旅先で、ガイドブックに載っていた革製品のお店へ。夫から思いがけず、財布買い換え時じゃないと背中を押され、ボルドーの二つ折りの財布をお迎えした。
他にも肩かけ鞄や手提げ鞄とか気になるものがいっぱいあった。
あー、やっと本題。
近くの公民館で、レザークラフト講座があったので、すぐに申し込んだ。
で、行ってきた。
はーーー、楽しかった😆
全2回、コインケース作り。
今回、一回目だけど、既に来週が楽しみ過ぎる❗
既に、ネットで道具探しを始めている。
レザー、革。
布より厚い。
生命体を感じる。
使うほどに、艶が出て来て、成長する。
傷も思い出や味になる。
デッサンの次はレザーか。
私のチャレンジは、まだまだ続く。
子どもの頃は、やってみたい、と言い出せなかった。
本当は、勉強よりも、モノ作りとか植物栽培とかしたかった。
学生の頃、既に確立していた考え。
『絵と音楽が人生を豊かにする』
やっと、豊かにするステージにきた。
【本日の豊かさ】
革に木槌で穴を開けるリズムが心地よい。
コツコツコツコツ。
コツ、コツ、コツ。
コン、 コン、 コン。
個性が音を奏で、それぞれが重なる。
私は木槌オーケストラの一員だった。