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lino_c
おいしい理由
息子はコンビニの唐揚げが大好きだ。事あるごとにおねだりされる。特に、がんばった時は、ハイ唐ならぬ、ペプ唐。ペプシと唐揚げ。そして、唐揚げがお裾分けがもらえる。
朝ドラで、子どもが忙しいお母さんに向かって、一緒に食べる事をお願いしていた。遅い時間だが、娘の思いを受け入れた母。満足げな娘の笑顔。
以前、実家を離れ寮生活を始めた私は妹の誕生日を勝手に祝うためケーキを買った。2つ。
仲の良い友人の部屋へ行き、ケーキを差し出す。
『妹の誕生日だから、一緒に祝って。』
むちゃくちゃだ。
友人は面識どころか、何の知識もない他人の誕生日を祝うことを求められている。
快く、一緒にケーキを食べてくれた。
彼女は家族だ。
息子は、がんばった俺へのご褒美と同時に一緒に祝ってほしいのだろう。それこそ、今日生きていることを祝え、といわんばかりに。
美味しいね、と君が言ったから
今日も 唐揚げ記念日
nora
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