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未来ある子ども達の笑顔を守りたい 歯科衛生士まゆ

子どものお口を育てる「お口育て」―健康な未来のために


子どもの健康や発達を考えるうえで、お口の環境を育てる「お口育て」はとても大切なものと認識されています。
今回は、「お口育て」の活動を通じて、ママたちに笑顔を届ける歯科衛生士のまゆさんのインタビューをお届けします。


口育の良さを伝えていきたい 歯科衛生士 まゆさん

お母さんたちの力になりたいという思いから生まれた「お口育て」


まゆさんが「お口育て」の活動を始めたきっかけは、ご自身が育児の中で感じた悩みや劣等感でした。
初めての育児では、出産後からの赤ちゃんとの生活は思うようにいかないこともあります。
自分の思い描いていた育児とかけ離れたものだと感じることもありました。
うまくできない授乳、反り返る抱っこ、そして発達の悩みについて
このような悩みを解決すべく携帯との睨めっこの日々。
そんな第一子との子育ての始まりでした。
振り返ると、いつも不安で笑顔が少なかった気がしますと仰っていました。

頼る相手が見つからず、どうすればいいかわからなかった時期もありますよね。

まゆさんもその一人で、その経験を通じて、同じように悩むお母さんたちをサポートし、育児に役立つ知識を共有することで、少しでも多くのママたちが笑顔になってほしいという願いを込めた活動に取り組みたいと思うようになったそうです。

歯科衛生と口育について発信しているまゆさん


歯科衛生士として働いてきたまゆさんは、歯の大切さ、呼吸、食べる、話す、このお口の機能を正常にできるようにすることがとても大切だと感じています。
赤ちゃんはお腹の中からすでにお口の機能を使い始めています。
妊娠中ママができることや、生まれてすぐにできる赤ちゃんへの取り組みなどを伝えていきたい。

特に「お口育て」は、子どもの発育に大きな影響を与える口腔環境を整えるために必要な取り組み、そう語ります。

「お口育て」とは?―子どもの発育をサポートする具体的な取り組み



「お口育て」とは、子どもの口の健康を育てることを通して、発達を促進する活動のことを指します。
これは、単に「言葉を育てる」という意味ではなく、歯の並びや顎の発達、筋肉の成長を促し、口全体、身体健康を育むことです。
現代の子どもたちは、噛む回数が少なくなっていることや、体を使う遊びが減ったりしているため、顎の筋肉や口の発達が不十分なことが多いです。
これが歯並びや噛み合わせの問題を引き起こし、さらには呼吸、食べる、話すという口腔機能が正常に機能せず、全身の健康にも影響を及ぼすことが少なくありません。
お口だけをみない「全身から見るお口育て」で
脳や身体の発達、姿勢からのアプローチし、子どもがより健康に育つことを目指して
います。

「お口育て」の具体的なアプローチ


まゆさんの「お口育て」には、いくつかの実践的な方法があり
お母さんたちがすぐに取り入れられる具体的なアプローチをご紹介します。

1. 噛む力回数を増やす食事の工夫


お口を鍛えるには、硬いものを噛めばいい?
とよく聞きますがそれは違います噛む回数を増やすことのほうが重要ですと話す、まゆさん。
例えば、カレーなら野菜をあえて細かく切らずにゴロゴロカレーにする。
おにぎりなら小さいものをたくさん用意するのではなく
大きいおにぎり一つにする!などの工夫をしてみてください。

2. 口の中のマッサージで感覚刺激


お母さんがお子さんの口の中を優しくマッサージすることで、筋肉の緊張を和らげたり、感覚刺激になります。まゆさんのワークショップでは、お母さんが自分のお子さんに直接触れる体験を通じて、どのように口をケアするかを学ぶことができます。

3. 正しい姿勢を保つサポート


食事中や普段の生活で正しい姿勢を保つことも、口や顎の発育に大きく影響します。
姿勢が悪いと舌の位置が変わり、それが顎の発達や歯並びに影響を与えることがあります。

お母さんと一緒に学ぶワークショップの内容


まゆさんのワークショップでは、単に口の健康について学ぶだけでなく、
お母さん自身が子どもの口に触れてケアする体験を重視しています。
お母さんが自分の手でお子さんの口に触れることで、どのようにケアするべきかを実感できるというのが、他の口腔ケアワークショップとは異なる点です。

まゆさんのワークショップでは、まゆさんがお母さんに実践して進めていきます。
「口の中を触られるのは少し恥ずかしい」と感じる方もいるかもしれませんが、歯医者さんに行くような感覚で気軽に体験してほしいとのことです。
この実体験を通して、お子さんのケアを同じように実践し、親子のコミュニケーションをしながら健康をより深く理解し、自信を持って日常のケアに取り入れることができるようになります。

子どもたちの健康な未来のために―「口育て」の重要性を広めたい



まゆさんは、「お口育て」を通じて子どもたちの健康な未来を育てることを目指し、多くのお母さんたちにこの取り組みを知ってもらいたいと考えています。
健康なお口の環境を整えることは、子どもたちの全身の健康を支える大切な要素です。
まゆさんは、ベビーサークルでの講話や歯科医院でのワークショップなどを通じて、子どもたちの健康を守るための知識を広めています。

「お口育て」の取り組みを通じて、お母さんたちが孤立せず、育児に対して前向きに取り組めるようサポートし、親子の絆をより深めていきたいという思いが込められています。
子どもたちの健やかな成長をサポートしながら、育児の楽しさを伝えていくことで、まゆさんは活動の輪を広げていくことを目指しています。

歯科衛生士で口育の良さをママたちに広める活動をしている まゆさん

「お口育て」に興味がある方はぜひご参加を!


「お口育て」の重要性に興味を持たれた方は、ぜひまゆさんのワークショップに参加してみてください。
お子さんのお口の健康について実際に体験し、学ぶことで、日常の育児に役立つ貴重な知識が得られることでしょう。
健康なお口を育てることは、将来の健康な体を育てる第一歩です。
一緒に「お口育て」を始めて、子どもの健やかな成長をサポートをしませんか?

まゆさんのワークショップのお知らせ
11月1日10:00〜11:00 離乳食ミニ講座&相談会 相模原敬友会歯科
11月8日10:00〜11:00 お口マッサージ講座 都筑キッズデンタルランド

まゆさんのインスタグはこちら

取材したのは・・・aruco_mamaライターAYUMI
aruco_mamaのインスタグラムはこちら
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