見出し画像

言葉にした時に消滅してしまうもの

言葉は三次元の物事を表現するために生まれた手段である

三次元は全ての物事に対極が存在し
表裏一体で成り立つ世界である

右は左が無ければ存在しない
上は下が無ければ存在しない

この極性のある世界を表現するための道具が言葉であり
何かを言葉にした時点で
その反対側を表す言葉の存在を同時に示唆することになる

言葉はこのように
何かと何かを区別することによって成立するので
言葉にすることは
もともと一つだったものを二極に分離させることに等しい

このため
二極を超えた世界を
言葉によって正確に表現することは不可能なのだ

強いて言葉で表すならば、それは
「言葉にした時に消滅してしまうもの」なのだ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?