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今年の初めに思ったこと

「鏡 自ラ 不レ 照サ」
虚心。鏡は自ら進んで物をうつそうとしない。物が前に来ればうつす。

『新修墨場必携(上)』より

どうも、迷う迷うと自己暗示みたいに思っているところがある。
何かの占いでも「頑迷」とあったような。
そんな私の今年の初めに目に留まった言葉です。

なぜ人は迷いに囚われてしまうのか。
昨年の年末に、法事で築地本願寺へお参りにいった際に出会った法話は、私のうろ覚えだが、人は愚かな生き物である。その愚かな人間をお釈迦様はそのまま救おうと祈っておられる。そのことへの感謝をひと時も忘れてはならない。というようなことだったかと思う。

若いお坊さんだったのと、自分自身どこか思いあがっている自覚があったからか、最初ムカッと感じて、のち静かに心に刺さっている。

年初めに改めて、躰道五条訓その一(前にも転載してますが、、、、)

一、心明鏡にして諸行の実相を写し
   心位正しきをを得(う)れば惑わされる事なし

、、、、まずは、ここから。

皆様にとって、よい一年でありますように!