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手のひらに星が落ちてきたら描きなさい

No.18
今日も太陽の光があたたかくて嬉しい。

みなさまこんにちは。
山に暮らし、絵本を描き、ヨガを教えているChihoです。

タイトルの言葉は、数年前に亡くなった、至光社(絵本の出版社です)の編集長に言われた言葉です。

絵もテキストも、描き続けているとわからなくなって、迷路に入ってしまうことがあります。
私が悩み始めると、編集長はこう言いました。

「考えないで、温泉にでも入って、手のひらに星が落ちてきたら描きなさい。うちの編集部の会議でも、手のひらに星が落ちてきた人が話すんですよ。」

と。

絵本の制作には何年もかかるので、制作過程で何度も

「この本は出版できるのか?」

という状況に追い込まれます。

「これだけ何年もかけて作ってきたのに、出版できなかったらどうしよう、、、、。」と、

そんな時、私は決まって心配になり、そう思っていました。
(今は思わなくなりました)

泣きそうな顔で悩んでいる私に、日本の絵本界を築き上げてきた一人である、その編集長は、言うのです。

「手のひらに星が落ちてきたら描きなさい」

当時の私にとっては、本が出版されるまで、収入には繋がらないわけで、交通費も出ない。そんな状況で、その言葉を言われても、「でも、そんなこと言ったって」と言う感じでした。


ただ、心の深いところでは、わかっていたのだと思います。

編集長の言葉の意味が。

そして、それが正しいということも。

リラックスして、全ての執着を手放した時にインスピレーションは受け取れる。
絵を描くのも、文章を書くのも、私の頭の中で必死になって考えて作り出したものなんて、つまらないものになるのもわかっていましたから。

考えて悩んだって、何もいいものは生まれてこない。

今では本当にわかります。

リラックスして思考が静かになっている時に、受け取ることができるのだと。

ヨガのおかげかもしれません。

そしてその受け取ったものを、私の体を通して表現していくのだということ。

だから、創作というのは、宇宙と私のコラボレーション。

わたしだけの力ではない。

人生も同じ。

今 というこの瞬間に意識を向けて、思考が静まっているとき、宇宙のFlowに乗れる。

私の中心と、宇宙の流れが合わさったとき、自分にとって一番満足のいくエネルギーとマッチする。

欲しかったものが、目の前に創造される。

人生には喜びと愛が満ちていく。


人生もアート。

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今朝は、いつもより随分遅く、ミント(裏のお宅で飼われている猫)がやってきました。


数ヶ月前から、毎朝うちの庭に遊びに来る裏の猫。
いつもの時間に来ないと、心配になってしまいます。

何かあったのではないかと。。。

ミントの存在が、わたしの人生の中で大きくなっているのを感じて、これは幸せなことだなぁと思ったりして。



幸せというのは、

自分が受け取れるかどうかということなのだと思う。

毎日の中に、それは星のように、たくさん散りばめられている。

もうすでにいつでも、ここにもそこにもある。


それに気づいて受け取れるかどうか。

自分の中で感じられるかどうか。

星が落ちてきたのに気づけるかどうか。

ただそういうことなんだと思う。

だから、何が起こっているかではなく、わたしの在り方次第なのだと。

特別に見えることだけではなく、あらゆることの中にある、それに気付けるかどうか。

だから、頭の中でごちゃごちゃと、どうでもいいことを考え続けるのはもうやめて、今この瞬間の中に身を投げるつもりで、覚悟を決めて生きるしかない。


わたしは絵本作りと、ヨガでそれに気づきました。


この人生を豊かさと喜びで満たしていくには、目を覚ましていないといけませんよと!


手のひらで、たくさんの星を受け取って、今日も生きよう。




今日も、読んでくださりありがとうございました。

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アリガトウゴザイマス


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