日記 2023/07/01

2023年7月4日 12:17

7月1日(土)

2023年も遂に折り返しとなった。
月日は光陰矢の如し。あっという間に半年が過ぎ去って行くように感じると、自分は歳をとったのだと認識せざるを得ない。

本来ならば今日は、高校時代の友人たち(首都圏の民)と横須賀・三浦に遊びに行くつもりだった。だが、あいにくの雨模様。雨は計画すらも流していった。三崎まぐろを腹いっぱいに食べ、猿島を探索するつもりだったが、次の機会にまたお預け。

午前中は恒例のお掃除タイム。
その後昼寝。

雨上がりの夕方、家を出て、バイト先の同僚たちに誘われて少し早めのディナーに行った。
中野の「トトト」というイタリアンのお店。
サンモール商店街の奥道に行くと、大体は居酒屋や中野歴長そうなご飯屋さんが並ぶエリアなのだが、ひときわ新しく、目を引くモダンなデザインの建物がそれだ。
路地から店内の石窯とカウンターが見える。
案内されたのは2階だった。

2階には中心にオープンキッチン、それを囲むように座席が配置されていて、ナチュラルカラーと木を意識した落ち着きがありつつも明るい雰囲気の店内。

4人で入店し、ピザを4枚注文し、それぞれで分けた。
シンプルにマルゲリータと、それからクアトロフォルマッジ、てりやきコーン、スモークサーモンとルッコラの4枚。
マルゲリータ、トマトソースの純粋な旨さが際立つ。
クアトロフォルマッジはピスタチオ(?)がアクセントで、ブルーチーズの味がかなりしたような気がしたが舌に自信がない。蜂蜜とチーズが合うのがいつも不思議だが、結局美味しい。
てりやきコーンはスパイスが効いていてシビれる辛さがあったが、タレの甘さと上手くマッチしてクセになる味だった。
スモークサーモンとルッコラのピザは私のリクエストだったが、燻製特有の香りが鼻に抜けたあと、ルッコラの少々の苦味が口に少しだけ残るのが面白い。
さらにドリンクとしてレモンサワーを選んだが、洒落たグラスにマドラーまでついて出していただいた。ハンドクラフトなのだろう、レモン絞りました感のある沈殿があった。しっかり混ぜて飲んだら今まで飲んだレモンサワーのどれよりも深みがあって美味しかった。

時間に余裕があるというから、すこしおでかけ。
恵比寿ガーデンプレイスに行ってみた。
スタバが2つあるうちの片方が、ティーに特化したお店ということで(無知)、特別な商品展開があった。迷いに迷った挙句、茶葉の試香ができたピーチトランクイリティのアイスティーにした。これが本当に美味しくて、「たまげた」という表現が最適だと思う。初めは甘く、後に余韻が残るような、なんというか。

続いて38FのTop of EBISUからの夜景を眺める。
カップルが多いかと思いきや、アジア系の家族連れの方が目立った。

まだまだ時間がある、と今度は東京駅へ。
ちょうど寝台特急サンライズエクスプレスが発車する直前だったため、皆に紹介したくなって見に行った。部屋のあれこれを説明していたら発車時刻21:50になった。東京駅を去る乗客の方々はみな一様ににこやかで、手を振ったら振り返してくれた。2階部分の部屋からホームを見下ろす小さな子が可愛かった。
5分程度しか見ていなかったけれど、皆非常に興味を示してくれた。早いところ乗って欲しい。

丸の内駅舎を見ようとしてKITTEの屋上庭園に向かおうとしたら、エスカレーターで上がりきったまさにその瞬間に、警備員のおじさんに「申し訳ありません！KITTE、午後10時で営業終了でございます！」と言われた。堂々ハッキリと言われてむしろ清々しい気分だったので退散。
結局丸の内広場から駅舎を眺めた。

荻窪・中野方面に帰るなら中央快速線が普通だが、メンツのうち1人が埼玉県民だということで、大回りで帰ることにした。大都市近郊区間内なので、遠回りで乗車しても最短距離の運賃で計算できる。上野東京ラインに乗って赤羽まで同行した。赤羽からは埼京線に乗り換えて新宿へ、そこからは中央線で中野に戻った。

残った3人のうち1人が酒を飲みたいと言い出した。先ほどからずっと悩んでいることを漏らし続けていて、アルコールがそれにブーストをかけた。悩みが止まらないらしい。
結局日付を超えて朝の4時くらいまで飲み続けた。
比較的酔っていない私が先導して中野体育館の方まで散歩に出た。そこで眠気が限界に来て30分くらい野宿になった。どう考えても「終わり」である。
起きたら腕を蚊に刺されていた。夏がやってくる。