『トンネル市』と『ZINEっちなんかちゃ展』とはどんな展覧会だったのか?
まず、御礼申し上げます
12月2日、3日、4日に開催した『トンネル市』と『ZINEっちなんかちゃ展』にご来場いただいた皆様、気にかけて頂いた皆様、誠にありがとうございました。想定以上に多くの方にご来場頂き、とても嬉しいです。
『トンネル市』では、筑豊地域に住む10人のアーティストが作品を出展しました。
小さな作品だけでなく絵画作品を買っていただいた方もいらっしゃいました。飲食店を経営されている方だそうで、お店に飾っていただけるかもしれないなーとワクワクしています。
『ZINEっちなんかちゃ展』では、いらっしゃった方たちと、ZINEを片手にゆっくりお話することができました。しかし、お話をする中で、ZINEって、思ったより認知されていないなーと改めて感じることになりました。
ZINEはMAGAZINEのZINE
『ZINEっちなんかちゃ展』というタイトルのとおり、ZINEについて知らない方が、この展覧会を通じて、ZINEに興味を持っていただくことを目的に、僕と市村ドラゴンは、この展覧会を企画しました。
なので、いらっしゃった方とは、まず「ZINEとは?」の説明をさせて頂き、いろいろな形態のZINEについて紹介しつつ、実際に手にとって頂き、鑑賞してもらいました。
一方で、ZINEって、とてもコアなんだなーとも感じました。ここでの「コア」とは「より深く追求されうる対象」みたいな意味です。
熊本から東京まで歩いて行った記録を記したZINE
『ZINEっちなんかちゃ展』にいらっしゃった方の中で、一人、ご自身で制作されたZINEを持って来て頂いた方がいました。#コテンラジオ 経由で #いいかねPalette をお知りになり、この展覧会の情報をキャッチして頂いたとのこと。
「ZINEを持って来たんですけど、置かせてもらっていいですか?」
その手には、まだ、製本されていないテキストと写真が印刷された紙がたくさん!
その紙には、風景の写真と、その日に感じたことを記したテキストが書かれてありました。
「ぜひぜひ!マジで嬉しいです!」と製本作業を見守りつつ、出来あがったZINEを会場内に展示させて頂きました。あとで読ませて頂きましたが、とてもおもしろかったです。
もっとも簡単な表現ZINE
少しの勇気と少しの興味があれば、ZINEは誰にでも作れると僕たちは考えています。それは、僕たちがそうだったからです。
「何かを表現してみよう」という勇気。「どんなZINEだったらおもしろいかな?」という興味。それらが、ZINEを生み出します。
生み出したZINEは、知っている人や全く知らない人に読まれたり、市村ドラゴンのようなZINE収集家に読まれたりします。
そして、福岡県の中心部、過疎化と少子高齢化が著しく進む、田川市の廃校利活用施設で、展示されたりするのです。
それって、めっちゃ、おもしろいことだと、僕は思います。
あらためて、今回、展覧会に関わっていただいた全ての皆様、ありがとうございました。また、やりますので、何卒、よろしくお願いいたします。
このnoteでは、アーツトンネルの活動やアーツトンネルがある #いいかねPalette のこと、さらには、地域のアート情報や筑豊地域の文化や歴史について、色々と書いて行こうと思っていますので、ぜひ、フォローお願いします!