京都→田川→展覧会?
2023年が始まりました。アーツトンネルのNPO法人としての活動が始まったのは、2022年の春なので、法人設立からもうすぐ1年が経とうとしています。
振り返りますと、2022年は、NPO設立以前からご愛顧頂いている皆様とのつながりを強めることができたと実感しています。
そして、ありがたいことに、たくさんの新しい出会いがありました。
展覧会に来て頂いたり、相談をしてもらったり、お声掛けを頂いたり、このnoteを読んで頂いたりと、本当に感謝しかありません。
本当にありがとうございます。
今年もどうぞ、NPO法人アーツトンネルをよろしくお願いいたします。そして、新年早々、さっそく企画展が始まります。
アーツトンネル企画展『新川玄規 長澤花咲 二人展』
2023年1月7日から約2週間、アーツトンネルのアトリエを利用していた新川玄規(しんかわ はるき)さんと長澤花咲(ながさわ かえ)さんの展覧会を開催します。
場所はアーツトンネルのある福岡県田川市のいいかねPaletteのギャラリーです。以前にも書きましたが、このいいかねPaletteのギャラリーの扉はアーツトンネルのメンバーがDIYで制作しました。
新川くんと長澤さんについて
京都芸術大学を卒業し、飯塚市にある企業に就職した長澤さんは、作品制作のためのアトリエを探していたところ、アーツトンネルと出会いました。
アトリエを利用するにあたり、長澤さんから、パートナーである京都芸術大学の大学院生の新川くんと共同で利用したいと相談がありました。
京都と田川。その距離、約500km。しかし、二人は、ここ田川で作品制作を始めました。
新川くんは「作品としての肉体」をテーマに、肉体や身体の一部などをモチーフにした絵画や立体作品を制作します。
一方で、長澤さんは社会の中に溶け込んだ商品やサービスの広告デザインを引用し、広告とは全く異なる視点によって、作品に落とし込んでいきます。
新川くんと長澤さんは、若くておもしろいカップルです。ちなみに長澤さんの作品は、以前、Twitterでバズったことがあります。
2022年1月22日(土)にはアーティストトーク『トンネルに火を灯すvol.13』で新川くんと長澤さんとアートについてお話をします。
芸大や美術館など、芸術の世界にどっぷりと身を置いたことのない僕からすると、この2人が見ている世界は、僕が見ている世界と全然違うんだろうな、と感じます。
『トンネルに火を灯す』では、その辺のことを聞いてみたいなと考えています。アートにどっぷり浸かっている2人と、そうではない僕の間のトンネルに火を灯したいです。細々とPodcastもやっているので、お聞きください。
たくさんの方に観に来て頂きたいです。会期中は、アーツトンネルのメンバーの誰かが在廊する予定ですので、気軽にお出かけください。
以下、展覧会情報です!よろしくお願いします!
『新川玄規 長澤花咲 二人展』
会期:2023年1月7日(土)~1月22日(日)
時間:12:00~18:00
土日祝日は21:00まで
休館日:水曜日
会場:アーツトンネルGALLERY(いいかねPalette内)
〒826-0045
福岡県田川市猪国2559(旧猪位金小学校)いいかねPalette内
関連イベント
アーティストトーク
1月22日 15:00~
「作品としての肉体」をテーマに、人間の肉体を造形として捉え作品制作をする新川玄規(京都芸術大学在学)と、日常に存在するデザインの中にある別の価値観や魅力を自身の作品へと昇華する長澤花咲(京都芸術大学卒業/筑豊在住)の二人にスポットを当てた展覧会です!
個々の作品もさる事ながら、普段からコミュニケーションツールの一つとして作品を用いている二人だからこそ作れる展示空間も、合わせてお楽しみください。
新川玄規(しんかわ はるき)Instagram→@bb_shinkawa_haruki
1999年兵庫県姫路市生まれ。京都芸術大学 情報デザイン学科イラストレーションコース卒業。現在、京都芸術大学 大学院 立体彫刻分野に所属し制作を続けている。
長澤花咲(ながさわ かえ)Instagram→@nagasawakae.png
1998年鳥栖市生まれ。糟屋郡で育つ。京都芸術大学 情報デザイン学科イラストレーションコース出身。卒業制作展では学長賞を受賞。現在は飯塚市在住、株式会社トーンでチクスキ編集部として働いている。
このnoteでは、アーツトンネルの活動やアーツトンネルがある #いいかねPalette のこと、さらには、地域のアート情報や筑豊地域の文化や歴史について、色々と書いて行こうと思っていますので、ぜひ、いいね、フォローお願いします!