人間性とか
よく、京都の人は..とかいう話を耳にします。
NHK大河の「龍馬伝」にもそのような場面がったのを覚えています。
記事を探してみるとスグに適当なのがヒットしました。
まぁ、京都はこんな感じはアリアリですね。
正直に書かれた記事でした。
でも、京都人が悪いとは全然思いません。
それは歴史や土地、社会背景がそうだったからそうなったのであって、京都はそういうところ。というふうに思っておけば良いねということです。
じゃ、他はどうなんだ?ってことになると目立ったことは無いにしろあると思います。
まあ、私の住む奈良南部の十津川なんてのは「とんと十津川御赦免どころ年貢いらずの作りどり」などと歌われ、白鳳年間より明治の初年まで租税勅免の地だったそうですが、実際は貧乏で傾斜地に住んでいるから田んぼも作れない所。勤王体質だったというのもあるので許してやろうか。ってなところだったんだと想像します。
戦後、復興のために必要だった材木で儲けた十津川の民はお金の使い方をしらないもんだから呑んだくれたりして遊びに使ってしまいました。
ちょっと賢い人は立派な屋敷と家を建てたりしましたが、後世を育てるための教育にお金を注ぐことはなく、このままずっと続くと思われた木を植え、山を作ることに力を入れてきました。
全く違う場所の中国はどうなんだ?韓国は?ロシアは?と、極端なことを書きますが、それらも同じなんだと思います。
その地の歴史や土地、社会背景からそのような人間性が生まれるのでしょう。
そこで、思うのが「教育」なんです。
もっと「他を見る眼」を育て、今の自分が何者になるべきなのか?を知らなければなりません。
もっと「自分の立ち位置」を知った方が今後の自分の行動がわかる。
教育はとても大切なことだと思う。
勉強ではない。
北海道に「十勝めむろ赤レンガ倉庫」というのがあり、今はジャガイモアート館をやっている。そこではウクライナの子供たちの絵とロシアの子供たちの絵が飾られている。
子供って素晴らしい絵を描きます。何にもとらわれていないからこそ描ける絵。しかし、年齢を重ねるとそういうことから離れていってしまう。
いつもそういう子たちと触れ合っているとそれが再確認できる。
年をとっても小さい子たちと触れ合う場というのがあれば笑顔でいられる。
北海道に行きたくなった。
そして、十津川の地でそのような美術館建設もしくは既にある建物を改装してローカル美術館ができないだろうか?そんなことを考えたりする。
これは教育につながると思うんです。