ストーリー写真の秘密 | 写真が語る魅力的な物語
こんにちは、京都のアート写真家リョウ(@ryo_creativephoto)です。
写真は時に、言葉以上のストーリーを語ることがあります。
一枚の写真には、その写真の裏に隠されたストーリーや感情が込められていて、言葉とは違う表現ができるから魅力的なんです。
そんな、ストーリー性のある写真の魅力について考えてみました。
どうすれば魅力的でストーリー性のある写真を撮影することができるのか?
写真が語るストーリー
写真というものは、ある瞬間を捉えてそれを永遠に残すことができるもの。
その一枚の写真には、その時の周りの風景や状況、人々の表情や行動などに、一つ一つのストーリーがあります。
例えば、雨の中で傘をさす人の写真には、その人の「憂鬱さ」や「寂しさ」、その反対に「希望」を感じることもあります。
このように、写真には見る人の感情を揺さぶり、深い「共感」を与えてくれるんです。
ストーリー性のある写真の特徴
そんなストーリー性のある写真には、いくつかの特徴があります。
まず、写真には明確なテーマが必要で、その明確なテーマがある写真を見た人は、写真から何を伝えようとしているのかを感じとって、未来の自分に起こるストーリーを想像します。
そして、写真にはリアリティーも必要です。
リアリティーがあれば、その写真を見た人にとって、その世界に自分がいるかのような感覚を味わうことができます。
これもまた、未来の自分に起こるストーリーを想像させる写真となって、行動へとつながります。
さらに、写真には写真家の感情を込めることも大切です。
感情が込められた写真には、写真家のイメージしたストーリーを鮮明にイメージすることができます。
なので、ストーリー性のある写真を撮ることは、人の心を揺さぶるためにとても大切な要素ということになります。
ストーリー性のある写真を撮るスキル
行動につながるでストーリー性のある写真を撮るには、いくつかの写真撮影のスキルが求められます。
まず、魅力的に見える構図で撮ることが大切です。
写真の構図が良ければ写真のテーマが明確になるため、より鮮明にストーリーが伝わりやすくなります。
例えば、写真にストーリー性をだす時によく使われる構図は「三分割構図」です。
最近でいうと『エモい写真』というものは、心が揺さぶられる写真を表現した言葉で、とくに若い世代にとって『エモい写真』は次の行動に繋げるのに効果的な写真になります。
そんな『エモい写真になる構図』について、下記のサイトで解説しているので、参考にしてみてください。
そして、光の使い方も重要です。
光の当たり方によって、写真の雰囲気や表情が大きく変わり、それによってストーリーの伝わり方も違ってきます。
光の当たり方の違いについては、下記の記事にストロボを使った光の当て方の違いについても触れているので、読んでみてください。
さらに、被写体(モデル)とのコミュニケーションも大切です。
被写体(モデル)とのコミュニケーションがしっかりできていれば、自然な表情や仕草を引き出すことができて、被写体(モデル)も安心して撮影を受けてもらうことができるでしょう。
これらの撮影スキルを身につけることで、行動につながるストーリー性のある写真を撮ることができます。
ストーリー性のある写真をブログに使用する
ブログでは、ストーリーが伝わりやすい写真を使うことで、読者の興味を惹きつけることができます。
例えば、旅行ブログでは現地の風景や文化を伝えるためにストーリー性のある写真を使うことで、そのブログを見た人が、その場所に行ったことを想像して、旅行への申し込みへとつながります。
料理ブログでは、料理を作る過程や完成した料理の美しさを伝えるためにストーリー性のある写真を載せれば、実際にそのお店に行って美味しい料理を食べている姿を想像して、来店へとつながります。
ブログでストーリー性のある写真を使う場合は、その写真に合った文章を書くことで、その写真の魅力をさらに感じてもらうことができるため、写真撮影の技術と文章ライティングのスキルが求められます。
まとめ
写真には言葉以上の物語が込められていることがあって、そんなストーリー性のある写真を撮るためには、明確なテーマ決め、体感しているかのようなリアリティーのある写真撮影、心が揺さぶられる文章を書くスキルが必要とされます。
そして、ストーリーを感じる写真を撮影するスキルや、ブログでの使い方の工夫をすることも考えなければいけません。
そんなストーリー性のある写真が撮れるようになれば、写真を見てくれる人やブログの読者の興味を惹きつけて、より深層的な「ファン」をつくることができるでしょう。
そんな「ストーリー性を感じる写真」を撮る方法を、僕が運営している『写真家リョウの紹介サイト』で詳しく話しているので、ぜひそちらも読んでみてください。