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PTAのIT化 まずはお試しを作ってみる

市の審議委員効率化着手で着想を基に、PTAの効率化に着手することとした。(前回のNOTEはこちら↓)

PTAのIT化の一歩として、まずはGoogleFormsを使ったアンケート集約を考えた。GoogleFormsは、簡単にアンケートを作成、集計でき、Googleアカウントがあれば無料で利用できる優れものだ。この動きを始めた時は2019年の夏。まだ、翌年にコロナがやって来るなんて思ってもいない頃だった。とりあえず提案するための試作を作ってみる。紙でアンケートを集める場合、おそらく集めたアンケート結果と生徒の名簿と突き合わせしているはずだ。その場合は目検でチェックしているはずで、チェックするキー項目(漏れが無いか、など突き合わせしてチェックする項目)としては氏名になると推測した。

ところが、氏名はシステム的にはキー項目に設定しにくい。例えば「高橋」の記載もあればハシゴダカの「髙橋」もある、姓名の間にブランク入れる場合もあれば入れない場合もある、海外の方は英語で入力する場合もあれば、カタカナで有力する場合もある。表記揺れがある項目でのマッチングは難しいのだ。

キー項目に設定するのはユニークな数字が適している。例えば大学生のように学生番号があれば最も適している。ところが、小学生にはそのような番号は存在しない。そのため、「学年」「クラス」「出席番号」を入力する仕組みとした。複数の情報でユニークとするキー項目(複合キー)とした。

GoogleFormsに入力した内容をSpreadsheet(エクセル)と連携させ、別のシートに名簿の情報を持たせて関数でマッチングする。集計情報を数式で反映させ、学年クラス毎に、何%の人が入力したか一目でわかるようにした。
GoogleFormsのURLはQRコード化し、スマホで簡単に投稿回答できるような試作品を作った。

試作品1号

この試作品1号を持って、PTAの方に相談していくことになる。

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