消費者余剰と応援の気持ち
勝間和代さんのサポートメールを毎日読み、アウトプットしている。今週のテーマは「お金の貯め方ばかりではなく、使い方を考える 」だ。
その中に「消費者余剰」という聞き慣れない経済用語があった。この用語は、購入する際に支払っても良いと思う金額から実際に支払った金額の差のことを言うらしい。例えば、ある音楽を聴きたいと思ってCD購入する金額を準備したとする。しかしそれよりもダウンロード購入の方が安いのでダウンロードで購入した場合、CD購入の費用ーダウンロード購入の費用が消費者余剰となるらしい。つまり、「コスパが良い」という話だ。
ただ、勝間さんのメッセージは消費者余剰を最大化することを考えつつも、それだけではなく、自分がどのような社会を作りたいか、どのような企業を応援したいかという観点から、自分の世界観と合った人たちを応援すべし、とのこと。
確かに、私はふるさと納税は自身の応援したい市に納税しているし、日本企業を応援したい観点からAmazonよりも楽天で購入している。応援している贔屓の企業やお店にお金を落としたいな、と思う。単に消費者余剰を最大化するだけでは、満たされないところがある。特に本来なら自身の住んでいるところに納税すべき税金を他にまわすのであれば、応援したい市に納税したいと思ってしまう。
消費者余剰と応援の気持ちのバランスをうまくとることが必要なのだろう。お金を使うときは、この2つを心掛けたいなと思う。