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ヤン・コン:何もしたくない

ヤン・コン:何もしたくない



ヤン・コン:何もしたくない (2016年)

『 何もしたくない 』ヤン・コン 2016年 

中国のアンダーグラウンドコミックシーンでヤン・コンは・・

ヤン・コンは、2019年に、中国のアンダーグラウンドコミックシーンがアウトサイダーアートフェアで展示しているアーティストの中で、おそらく最も優れた才能の持ち主と言われる。
彼は Narrative Addiction (物語中毒)という自己言及的な出版物を持っている。また、ヤン・コンは、「陰気なアーティストタイプだ 」と自分自身をそう表現する。彼の漫画の多くは、セックスやテレビを見ることなどについて、幼児化している。多くの漫画で彼は下着姿で、ある時点ではかなり太っている。
そして、暗い。また、その要素の多くは中国の弾圧についてであり、警察や、彼が漫画を描いていることを本当に嫌っていた人たちとのやり取りを記録している。つまり、そのコンテンツの多くは反権威主義的という事だろう。

ヤン・コン(Yan Cong)

Yan Cong

ヤン・コン(Yan Cong,1983- /中国-北京在住のアーティスト・コミック)
北京の中央美術学院(国伝統絵画で学位)で学ぶ、オンラインと印刷の両方で多数の漫画を出版している。Yan Cong(ヤン・コン)は、北京を活動の拠点とするコミック作家だ。日常生活や子供の頃の記憶を、シュールなキャラクターで、世界の中に映し出す作品は、ヨーロッパや中国の著名ギャラリーで紹介されている。彼が敬愛するアーティストは、つげ義春、根本敬、逆柱(さかばしら)いみり。

抑圧的な社会で生きることがいかに難しいか

漫画シーンのエネルギー、その「完全に直接的な表現」、そして検閲政策が絶えず変動する「この抑圧的な社会で生きることがいかに難しいか」についての考察に衝撃を受けるだろう・・・
ヤン・コンは、このグループの中でも傑出した存在で、同じような考えを持つ反体制的な漫画家たちのオンラインコミュニティでインスピレーションを得て成功を収めたアーティストだ。

ヤン・コンのアートシーン

アメリカのアウトサイダーアートのジャンルで認められた。

Part of the curated exhibition “Good Kids: Underground Comics from China”
企画展「グッド・キッズ:中国のアンダーグラウンド・コミック」(中国の漫画文化を探るこの企画の部分

最後に

ヤン・コンの抑圧的な社会でのアートシーンいかに難しいか困難か。同じような考えを持つ反体制的な漫画家たちのオンラインコミュニティで発表する
そのコンテンツの多くは反権威主義的という事だが、今回、アメリカのアウトサイダーアートのジャンルで認められた。
今後の活動が楽しみな作家だ。

-artoday

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