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クラウドの今、映像理論はいらない

今、映像理論はいらない - Goodbye to Language

映像のタイムライン(抜粋)

1)発生は

19世紀末のパラダイム
映画の発生は、観客がスクリーンへの映写(ハリウッドスタイル)の発生は、1895年のリュミエール兄弟社のシネマトグラフから、といわれる。
パリのグランカフェで、「列車の到着」「工場の出口」の映像が公開された。

2)映像理論としての言語の登場:モンタージュとフォトジニー

(2-1)モンタージュ

 「異質なイメージを衝突させて、新たな効果を観客の脳裏に生む(理論の押しつけ)」編集のプロセスだが、撮録時に計算している。
1925年「ストライキ」「戦艦ポチョムキン」セルゲイ・エイゼンシュテイン
(註)絵画の世界では、当時、シュールレアリズム、とよく相似される。

そして、ワイダ監督の「灰とダイヤモンド」も、その分類だ、そうでなければ、当時のポーランド共産党が、この映画の公開を許すはずもなかっただろう。ここでのモンタージュは、2通りの解釈がある。

(2-2)フォトジニー

「視覚的リズム」 映画固有の映像表現をポイントとして、そこから、観客が、汲み取るものを大切とした。
モンタージュのように、制作者の意図の押し付けを批判し、観客の側にたった映像論を構成しようとするものであった。
ゴダール「勝手にしやがれ」「気違いピエロ」・・・・


3)クラウド時代の映像は? Currently, film theory is not necessary.

映像の氾濫する現在、理論での解釈は難しい、むしろ、映像の約束事はない、過去のものとなった。
つまりは「何でもあり」の姿勢こそが大切で、その制作を展開したい。

ただ、忘れてはならない事は、映画初期の撮影技法、編集技法(モンタージュ等々)は、映像の芸術性を高めた事は確かな事である。

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(参考)ゴダール:Goodbye to Language  
(C) 2014 Alain Sarde - Wild Bunch


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