
ターナー賞2024年度ファイナリスト
ターナー賞2024年度ファイナリスト
ターナー賞2024年度ファイナリストが発表
ファイナリストである、ピオ・アバド、クローデット・ジョンソン、ジャスリーン・カウル、デレーヌ・ル・バスの展覧会が、テート・ブリテンで9月25日~2月16日まで開催。受賞者は、12月3日に発表

ターナー賞2024年度ファイナリストが発表。40周年を記念して、6年ぶりにテート・ブリテンで展示・受賞式を開催されている、
1984年の創設以来、時代に応じて形を変えながら、イギリスの現代美術の発展に貢献するとともに現代美術に対する幅広い層の関心を生み出してきた。現在は、イギリス生まれのアーティストだけでなく、イギリスを拠点とするアーティストも対象に含め、過去1年間の展覧会などの活動実績を基に最終候補を選出し、最終候補による展覧会を通じて受賞者を決定している。
2024年度のファイナリストのメンバーの展覧会は
2024年度のファイナリストのメンバーの展覧会が、テート・ブリテンで9月25日-2月16日まで開催。受賞者は、12月3日に発表
その2024年のターナー賞のファイナリストが発表された。今年度は、ピオ・アバド(Pio Abad)、クローデット・ジョンソン(Claudette Johnson)、ジャスリーン・カウル(Jasleen Kaur)、デレーヌ・ル・バス(Delaine Le Bas)の4名だ。
世界でもっとも有名な賞のひとつであるターナー賞。
世界でもっとも有名な賞のひとつであるターナー賞。1984年に設立され、画家ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー (1775~1851)にちなんで名付けられた同賞は、優れた展覧会を開催したイギリスのアーティストに授与され、最終候補者に1万ポンド、受賞者に2万5000ポンドが授与される。これまでに、アニッシュ・カプーア、アントニー・ゴームリー、ダミアン・ハースト、ヴォルフガング・ティルマンス、マーク・レッキーなどが受賞している。
ピオ・アバド(Pio Abad)


オックスフォードのアシュモレアン美術館での個展「暗闇に座っている人たちへ(To Those Sitting in Darkness)」がノミネートされたピオ・アバド(Pio Abad)。文化の喪失と植民地の歴史を考察した展覧会では、オックスフォード美術館の工芸品を描写、並置、変形させたドローイング、エッチング、彫刻を通して、これまで見過ごされてきた歴史を強調する。
クローデット・ジョンソン(Claudette Johnson)


ロンドンのコートールド・ギャラリーでの個展「プレゼンス(Presence)」とニューヨークのオルチュザー・プロジェクツでの「ドローン・アウト(Drawn Out)」がノミネートされたクローデット・ジョンソン(Claudette Johnson)。西洋美術史における黒人の疎外に対抗し、パステル、ガッシュ、水彩を組み合わせた存在感のある家族や友人のポートレートを描いた。
ジャスリーン・カウル(Jasleen Kaur)



ジャスリーン・カウル(Jasleen Kaur)は、グラスゴーのトラムウェイでの個展「Alter Altar」がノミネート。 家族の写真、アクスミンスター織りのカーペット、巨大なレースの敷物で覆われたヴィンテージのフォードエスコート、躍動的なハンドベルなどのオブジェクトを通して、グラスゴーのシーク教徒コミュニティでの自らのルーツを表す。
デレーヌ・ル・バス(Delaine Le Bas)


「私の人生は、今ここから始まる(Incipit Vita Nova)」がノミネートされたデレーヌ・ル・バス(Delaine Le Bas)は、ギャラリーをペイントされた布地が吊るされ、舞台衣装や彫刻で満たされた没入型のパフォーマンスに。ロマ族の豊かな文化史と神話への関心をもとに、祖母の死からインスピレーションを得て、死、喪失、再生というテーマを作品にした。
繰り返すが、ターナー賞の40周年を記念して、ファイナルリストの展覧会は、6年ぶりにテート・ブリテンで行われる。会期は9月25日~2月16日まで。受賞者は、12月3日に同会場で開催される授賞式において発表される。
ターナー賞2024ファイナリストのアーティスト
そして「ターナー賞」、2024年(2024.12.3) はジャスリーン・カウルが受賞
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