(今日の一枚)アメリカ合衆国における人種差別-Dorothy Counts/1956
アメリカ合衆国における人種差別-1956
Racial segregation in the United State.
*Press Photo of the Year - 1957年にピックアップされた写真だ。
ドロシー・カウント(Dorothy Counts)は、暴力と嫌がらせを伴いながら、ノースカロライナ州シャーロットのハリーハーディング高校で最初のアフリカ系アメリカ人の学生の1人になった。
(註)報道写真は、メディアが、いかようにパラダイムシフトしても、不可欠だろう・・
(cc-public domain)Douglas Martin (AP-1956)
15歳のアフリカ系アメリカ人の学生であるドロシー・カウント(Dorothy Counts,1942- /US- 公民権運動)は、1957年9月4日、ノースカロライナ州シャーロットのハリーハーディング高校の学校に通う。ただ、その嫌がらせの4日間の後に、両親は退学をさせていた・・・
この写真は、当時、AP通信の写真家のダグラス・マーティン(Douglas Martin/US-photographer)が撮影して、1957年のワールドプレスフォトオブザイヤー(World Press Photo of the Year)に選ばれている。
(註)*Press Photo of the Year(1955- )は、オランダ(アムステルダム)の財団であるワールドプレスフォトが主催するワールドプレスフォトアワード(World Press Photo Award)が開催している。
フォトジャーナリズムで権威のある賞だ。それは、写真を単独で観るという視点ではなく、ジャーナリズム的に非常に重要な問題として、提起している。イメージと文化に極を置いているという事だろう。
1枚の写真が伝えるものは、あまりに大きい・・・
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